フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

2020-01-01から1年間の記事一覧

オーケー弁当

水曜木曜は講義が無いので買い物によく出かける。今日はちょっと離れた宮前区のオーケーストアに行ってきた。我が家のクルマは半分電気自動車なので、たまにある程度の距離を走らせないと電池に良くないらしい。なので池尻ではなく用賀でもない、ちょい離れ…

バリアフリー初体験

89歳の母も、この秋からとうとう車椅子が無ければ遠出はできなくなった。まあ、これまでよく頑張ったと思う。長年、シルバーマンションで一人暮らしを満喫してきたが、もう他人の助けを借りてもいい歳だ。まだ本人はできる限り自分で頑張りたい気持ちいっぱ…

体温な日々

しかしこれほど体温を測られたり、測ったりする日々が来るとは思わなかった。大学の入り口で、カフェの入り口で、劇場の入り口で。そこかしこに待ち構える体温計たち。もしや発熱してたらどうしよう?などと心ひそかに穏やかでなかったりする。まったくやっ…

のど飴戦記

所属する会社にはわりと変わった人が多くて驚かされることも多かった。仕事でつきあいのあった某部長さんはとにかく身体が丈夫。風邪を引かないというのが自慢の人であった。仮に風邪を引きかけても、あらゆる症状を龍角散のど飴だけで治すというのだ。真偽…

思い出は密封しとけ

九州で8歳まで育ったので、即席ラーメンと言えばマルタイラーメンであった。棒面タイプでとんこつスープだ。いまでも大好きである。8歳から千葉に引っ越して、初めて四角い袋麺を知った。一番最初に食べたのが、忘れもしないサッポロ一番みそラーメンであっ…

フュージョン勉強会その11

来たな、という感じだろう。本の順番で紹介しているのだが、割と早めにこの名盤が来た。チック・コリアが1972年に世に問うたフュージョンの傑作だ。僕が聞いたのは1980年頃。出だしのミステリアスな雰囲気に、一気に鳥肌が立ったのをよく覚えている。思った…

ラルティーグへの思い

芸術論の同級生の発表で、ジャック・アンリ・ラルティーグというフランス人の写真家を知った。写真家というのは正確ではない。本業は画家だ。1894年に生まれ、1986年に没している。彼の写真を沢山お見せしたいのだが、写真集の表紙だけしか載せられず申し訳…

麦秋か浮草かと言えば、、

映画論の講義で2週にわたり、小津安二郎監督作品について学んだ。前回は東京物語で、今回は麦秋だ。ちなみに麦秋とは6月頃の季節なんだそうだ。イメージだと9月か10月だが、二毛作である麦は、まず6月ころに収穫を迎える。梅雨入り前の短い乾燥した時期を麦…

100円自販機の謎

よく散歩をするようになったら、小さなことに気づくようになった。その一つが、通常より安い自販機の存在だ。普通、130円の飲料が、オール100円だったりする。もちろん望みの飲料があるとは限らないが、決してマイナーブランドばかりでなくメジャーな飲料も1…

五文字の魅力

トイレに百人一首の本を置いている。もともと娘のために買った本だが、授業でやらなくなったら読まなくなって、部屋の隅にほっぽらかされていた。これを僕が回収し、自分が読むようにトイレに置いたのだ。百人一首の歌が各ページに一個、解説入りで紹介され…

タモさんド~ン

我が家の定番メニューにタモさん丼というのがある。ずいぶん前に、タモリが紹介していたどんぶり料理だ。テレビで見たものを、カミさんが我が家風にアレンジした。一応二種類ある。ひとつはピーマンを多めに千切り。それをシラスやショウガと各種調味料で甘…

寺とマーケティング

注目の本が出る。築地本願寺をガラッと変えた元ビジネスマン僧侶の実録記だ。以前、このブログで「墓考」と題して、築地本願寺の合同墓について書いた。30万円で誰でも永代供養を受けられる大型の合同墓だ。僕はここに入りたいと書いた。築地は勤務先のある…

フュージョン勉強会その10

知らんかった、このフランス人のアルバム。しかもジャコ・パストリアスが参加しておるとは! ていうか、ジャコどころではなかった。スティーブ・ガット、ピーター・アースキン、リー・リトナー、ラリー・カールトン、ハービー・ハンコック、レイ・パーカーJR…

お菓子を楽しみながら

今日は週に一度の対面授業の日。2限は僕の論文担当の教授の講義だ。クラスメートは、中国からの留学生女性Kさんのみ。なので、毎週、教授と僕とKさんの3人で楽しく研究をしている。映像芸術専攻なので、僕はCM、KさんはTicToc映像の研究だ。お互いメディア…

取りあえずググる

何か分からないことがあると、取りあえずググる。いつの間にか、これが当たり前の日々となってきた。辞書として、百科事典として、人名録として、頼り切っているわけだ。これでいいのかな、と思いながら、もう後戻りはできまい。確かGoogleは、創業当時、世…

レモンの意味を知れ

大学院の広告作品研究の講義で、1950年代のフォルクスワーゲンの雑誌広告について学んだ。あのビートルをアメリカでヒットさせた有名なグラフィック広告のシリーズだ。BBDという代理店が制作した一連の広告は、いまでも広告マンが手本にする名作中の名作…

浮世絵が動かす

先週から今週にかけて、2つの別々の講義に関連して浮世絵を学んだ。一つ目は、情報音楽論で学んだサウンドスケープに係るものだ。講義で知った青学の鳥越けい子教授によるワークショップが地元で開かれ参加したのだが、そこで先生が紹介されたのが歌川広重に…

トキ来たる

リンゴの季節がやってきた。胸が弾む。リンゴが大好きなのだ。あの歯ごたえ、香り、フォルム、言うことなし。そしてこの秋、目新しい品種にハマっている。「トキ」というリンゴだ。写真がそれだ。淡い黄色で新顔。誕生したのは2004年で、リンゴ王国・青森の…

悩んだら読めばいい

やっとこの本の順番が廻ってきた。大好きなヨシタケシンスケの新作絵本だ。いや絵本ではないかもしれぬ。すべてのページが、左が条件、右が解答になっている。本の題が例だ。左が「あつかったら」で、右が「ぬげばいい」という構成。シンプルである。 絵本で…

フュージョン勉強会その9

ああ幸せだ。この年になって初めてこのアルバムに出会えて。「dancing in your head」ってタイトルそのままに、聴き終わってもずっと頭のなかに音響がダンスし続けている。フュージョン前のカテゴリーで言えば、ジャズファンクだろうか。繰り返されるテーマ…

大江戸線ラブ

今日は大学院の登校日だった。僕は青山一丁目で大江戸線に乗り換えて、新江古田まで通っている。この大江戸線が、めちゃめちゃ快適なのである。実は会社に通ってた時も大江戸線は使っていた。青山一丁目で六本木方向に乗り換えていたのだ。 この六本木方向が…

果樹園の誘惑

普段まったく買わないし、もちろん購読もしていない雑誌に突然引き寄せられる時がある。いまはこの「趣味の園芸」だ。観葉植物は好きだし、道辺の雑草も、森の木々も、植物全般が好きな方だが、園芸の趣味はない。しかしこの表紙を見て、ドキドキしてしまっ…

コンディショニングしよう

先日、風呂上がりにタオルで髪を拭いているときにリンスをするのを忘れてたことに気づいた。いまさら入り直すほどでもないかと、そのままドライヤーをかけた。すると元々硬くて量の多い頭がトウモロコシの頭のように膨らんでしまい家族にウケた。リンスしな…

あの手この手チョコ

毎朝一包みだけ、高カカオチョコを食べている。お菓子メーカー各社が競っているが、僕は森永のカレ・ド・ショコラ一択だ。甘すぎず、苦すぎずの塩梅が丁度いい。普段は、カレ・ド・ショコラのカカオ88を食べているが、この秋は魅惑の新味が出てきて選択に迷…

初・溝口

大学院の講義で、溝口健二監督について学んだ。もちろん名前は知っていたが、正直一本もこれまで見たことはなかった。古い日本映画では、小津安二郎や黒澤明どまりであったのだ。おそらく自分のどこかに「映画は時代とともに進化するものであるから、大昔の…

用賀=Yoga

まさかヨガにはまるとは思わなかったが、この春以来、毎晩ヨガをやっている。春先に何度も風邪を引き、調子が絶不調となったとき、試しに始めたのが最初であった。当初は、自分の身体がどれだけ硬いかを思い知らされるのだが、やってくうちに快感がそれを上…

フュージョン勉強会その8

これまでちゃんと聴いてなくてすまん、コブハム。何つうか、ドラマーってサブでは聴くんだけどメインで聴くってしてこなかった。もちろんビリー・コブハムの名は何度も耳にしていたけれど、きちんとフルで聴いたのは今日が初めてだ。すんごいですね、参りま…

キノコノコ

今日は生憎の天気だが、先日までは秋の青空が楽しめた。そこでカミさんが始めたのが、キノコの日干しだ。椎茸やシメジなどをただ日向に並べて干すだけのこと。しかしこれが、いま我家で大ブームなのである。干すのは日の当たる間で、二三日で充分だ。生のキ…

鼓響平ジャーニー

筒美京平が亡くなり、さまざまな報道がなされた。その中で面白かったのが、彼のペンネームに関する記事だ。本名は渡辺栄吉。エイちゃんである。ペンネームを考えた時、最初は「鼓響平(つつみきょうへい)」でいこうとしたらしい。「鼓が平らに響く」と。こ…

日光三昧

朝のウォーキングを始めて気づいたことがある。朝日を浴びると調子がいいということだ。公園まで早歩きして、園内をまた歩いて、最後に噴水池の周りのベンチでリラックス。というのが僕のコースだが、ベンチに座ると、上がってまだ時間の経っていない柔らか…