フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

まずは腕を振れ

春からずっと朝ウォーキングをやっている。効果は素晴らしく、体重は減るは、腹は凹むは、よく眠れるわでいいことづくめだ。ただし、歩き方まで気を使っていなかった。とりあえずわりと急ぎ足では歩いていたが、まあ散歩だ。何となくネットでウォーキングに…

埋蔵家電は永遠に

この週末、思い切って納戸や棚を整理した。リフォームしてから4年ほど経つが、その時のままになっている荷物もあったりしたのだ。そこで気づいたのだが、まだ動くけれど全然使わなくなった家電があることだ。その代表が車輪の付いた掃除機。これ決して古くは…

フュージョン勉強会その13

マイルスの番が来た。世界中で語りつくされたスーパースターである。いまさら僕がどうこう言っても仕方あるまい。なので、内容の紹介などという野暮なことはやめておく。マイルスの中でも好きなアルバムをあげて、どこがどう好きかだけを話すことにしよう。…

エアをコンする

ステイホームが続いている。これまでと違って、ほとんど家で過ごしているので、家における環境について興味を持ち、いろいろと調べている。もともと咳喘息気味なこともあり、空調や室温に関心があったのだ。そんななかこの本を知り、図書館で借りて読んでみ…

回転寿司我が家ランク

うちの娘は寿司が大好物。何かというと寿司食わせろとうるさい。もちろん行くのは回転寿司だ。それで十分。自分を振り返れば、まともな寿司を食べたのは社会人になってからであったのだ。ということで、普段は地元の海鮮三崎港によく行っている。ごくたまに…

当たるが八卦

毎週楽しみにしている大学院の講義がある。西川潔教授のデザイン史だ。先生の専門である広告景観についての話は新鮮で興味が尽きない。が、それ以上にクラスメートの発表が面白いのである。先生は自分の研究の紹介もされるが、僕ら学生からの発表を常に求め…

おのおの抜かりなく

真田丸、なつぞら、と草刈正雄に魅了された一人である。あのバタ臭い顔が、いつの間にやら日本人のハートをわしづかみにしてしまった不思議。その秘密が知りたくて、図書館でこの本を借りて読んだ。タレントによくある、インタビューをまとめたものだったが…

そこに窓があるからさ

映画論で大好きな「裏窓」の講義があった。映画における心理描写の分析が主なテーマだ。トリュフォーはヒッチコックを「キスシーンのように殺人シーンを撮る監督」と言ったそうだ。まったく同意。セクシー且つユーモラス且つミステリアスと、他に比べようが…

フュージョン勉強会その12

まずはこのレコードジャケットを見てほしい。まさに今から繰り出す系である。もうギンギンに繰り出す感200%である。味噌汁と漬物で腹を満たす民族では太刀打ちできないエナジーが満ちているのである。白い歯と豊かな髭と広い襟である。もう端から勝負になら…

カセットフー交代劇

昨年の12月にカセットフーのことを書いた。20年使い続けていると。ところが先日、朝のNHKの番組で、カセットコンロの寿命は7年であり、10年以上使用するとボンベ挿入口のオーリングが劣化し爆発する恐れがあると紹介されていたのだ。爆発! うちなんか10年ど…

中尾彬る冬。

今週は一か月ほど時間が巻き戻った感じで、異様に温かであった。元々寒さが苦手なので、つい冬向けの格好で外出すると、あっという間に汗が噴き出して苦しくなるほどだった。これも異常気象なのだろうか。まあ寒くなるよりはいいのだが、来週からまた寒さが…

オーケー弁当

水曜木曜は講義が無いので買い物によく出かける。今日はちょっと離れた宮前区のオーケーストアに行ってきた。我が家のクルマは半分電気自動車なので、たまにある程度の距離を走らせないと電池に良くないらしい。なので池尻ではなく用賀でもない、ちょい離れ…

バリアフリー初体験

89歳の母も、この秋からとうとう車椅子が無ければ遠出はできなくなった。まあ、これまでよく頑張ったと思う。長年、シルバーマンションで一人暮らしを満喫してきたが、もう他人の助けを借りてもいい歳だ。まだ本人はできる限り自分で頑張りたい気持ちいっぱ…

体温な日々

しかしこれほど体温を測られたり、測ったりする日々が来るとは思わなかった。大学の入り口で、カフェの入り口で、劇場の入り口で。そこかしこに待ち構える体温計たち。もしや発熱してたらどうしよう?などと心ひそかに穏やかでなかったりする。まったくやっ…

のど飴戦記

所属する会社にはわりと変わった人が多くて驚かされることも多かった。仕事でつきあいのあった某部長さんはとにかく身体が丈夫。風邪を引かないというのが自慢の人であった。仮に風邪を引きかけても、あらゆる症状を龍角散のど飴だけで治すというのだ。真偽…

思い出は密封しとけ

九州で8歳まで育ったので、即席ラーメンと言えばマルタイラーメンであった。棒面タイプでとんこつスープだ。いまでも大好きである。8歳から千葉に引っ越して、初めて四角い袋麺を知った。一番最初に食べたのが、忘れもしないサッポロ一番みそラーメンであっ…

フュージョン勉強会その11

来たな、という感じだろう。本の順番で紹介しているのだが、割と早めにこの名盤が来た。チック・コリアが1972年に世に問うたフュージョンの傑作だ。僕が聞いたのは1980年頃。出だしのミステリアスな雰囲気に、一気に鳥肌が立ったのをよく覚えている。思った…

ラルティーグへの思い

芸術論の同級生の発表で、ジャック・アンリ・ラルティーグというフランス人の写真家を知った。写真家というのは正確ではない。本業は画家だ。1894年に生まれ、1986年に没している。彼の写真を沢山お見せしたいのだが、写真集の表紙だけしか載せられず申し訳…

麦秋か浮草かと言えば、、

映画論の講義で2週にわたり、小津安二郎監督作品について学んだ。前回は東京物語で、今回は麦秋だ。ちなみに麦秋とは6月頃の季節なんだそうだ。イメージだと9月か10月だが、二毛作である麦は、まず6月ころに収穫を迎える。梅雨入り前の短い乾燥した時期を麦…

100円自販機の謎

よく散歩をするようになったら、小さなことに気づくようになった。その一つが、通常より安い自販機の存在だ。普通、130円の飲料が、オール100円だったりする。もちろん望みの飲料があるとは限らないが、決してマイナーブランドばかりでなくメジャーな飲料も1…

五文字の魅力

トイレに百人一首の本を置いている。もともと娘のために買った本だが、授業でやらなくなったら読まなくなって、部屋の隅にほっぽらかされていた。これを僕が回収し、自分が読むようにトイレに置いたのだ。百人一首の歌が各ページに一個、解説入りで紹介され…

タモさんド~ン

我が家の定番メニューにタモさん丼というのがある。ずいぶん前に、タモリが紹介していたどんぶり料理だ。テレビで見たものを、カミさんが我が家風にアレンジした。一応二種類ある。ひとつはピーマンを多めに千切り。それをシラスやショウガと各種調味料で甘…

寺とマーケティング

注目の本が出る。築地本願寺をガラッと変えた元ビジネスマン僧侶の実録記だ。以前、このブログで「墓考」と題して、築地本願寺の合同墓について書いた。30万円で誰でも永代供養を受けられる大型の合同墓だ。僕はここに入りたいと書いた。築地は勤務先のある…

フュージョン勉強会その10

知らんかった、このフランス人のアルバム。しかもジャコ・パストリアスが参加しておるとは! ていうか、ジャコどころではなかった。スティーブ・ガット、ピーター・アースキン、リー・リトナー、ラリー・カールトン、ハービー・ハンコック、レイ・パーカーJR…

お菓子を楽しみながら

今日は週に一度の対面授業の日。2限は僕の論文担当の教授の講義だ。クラスメートは、中国からの留学生女性Kさんのみ。なので、毎週、教授と僕とKさんの3人で楽しく研究をしている。映像芸術専攻なので、僕はCM、KさんはTicToc映像の研究だ。お互いメディア…

取りあえずググる

何か分からないことがあると、取りあえずググる。いつの間にか、これが当たり前の日々となってきた。辞書として、百科事典として、人名録として、頼り切っているわけだ。これでいいのかな、と思いながら、もう後戻りはできまい。確かGoogleは、創業当時、世…

レモンの意味を知れ

大学院の広告作品研究の講義で、1950年代のフォルクスワーゲンの雑誌広告について学んだ。あのビートルをアメリカでヒットさせた有名なグラフィック広告のシリーズだ。BBDという代理店が制作した一連の広告は、いまでも広告マンが手本にする名作中の名作…

浮世絵が動かす

先週から今週にかけて、2つの別々の講義に関連して浮世絵を学んだ。一つ目は、情報音楽論で学んだサウンドスケープに係るものだ。講義で知った青学の鳥越けい子教授によるワークショップが地元で開かれ参加したのだが、そこで先生が紹介されたのが歌川広重に…

トキ来たる

リンゴの季節がやってきた。胸が弾む。リンゴが大好きなのだ。あの歯ごたえ、香り、フォルム、言うことなし。そしてこの秋、目新しい品種にハマっている。「トキ」というリンゴだ。写真がそれだ。淡い黄色で新顔。誕生したのは2004年で、リンゴ王国・青森の…

悩んだら読めばいい

やっとこの本の順番が廻ってきた。大好きなヨシタケシンスケの新作絵本だ。いや絵本ではないかもしれぬ。すべてのページが、左が条件、右が解答になっている。本の題が例だ。左が「あつかったら」で、右が「ぬげばいい」という構成。シンプルである。 絵本で…