先週はCM撮影で２日間ほぼ終日ハウススタジオにこもった。得意先も一緒だ。カットごとに撮影対象が変わる、やや目まぐるしい撮影だったため、セッティングチェンジで待ち時間が長くなった。この待ち時間、制作会社さんはむしろあわただしいのだが、広告会社…

『ばらの根に ミルクの罐や 梨の皮』 寺田寅彦 さすが寺田虎彦、ハイカラな句を書くなあ。昨日はミカンのことを書いた。それで秋のフルーツについては終わろうと思ったのだが、ふと梨のことを思い出した。梨は、第3の位置が似合う気がする。以前書いた『ハリ…

昨日につづき、フルーツの話しである。というか好きなんですね、フルーツが。で、昨日はリンゴだったが、今日はミカンだ。ミカンもこれからの季節、欠かせないフルーツのひとつ。暖房の効いた部屋で、一人静かに食べるミカンは最高だ。 ところでこのミカン、…

朝日新聞の記事に輸入フルーツが人気とあった。中でも、キウイ、ブドウ、リンゴが売れていると。前年度比2桁の伸びたそうだ。特徴は、種がなく皮ごと食べられる点。スマホ見ながら食べられるのが要因とのこと。手もモニターも汚さないから？ マジか。 僕はこ…

大好きな吉祥寺特集ということで録画しておいた料理研究家・土井善晴さんのグルメ番組を見た。お約束通り、和洋中それぞれの話題の店を訪れる典型的なグルメレポートだ。見ているうちに、内容よりも土井先生が好きになってしまった。何とも言えぬ柔らかな関…

NHK朝の連続ドラマ小説『スカーレット』が面白い。前作の『なつぞら』が、美男美女だらけで食傷気味だったのだが、今回は個性派ぞろいで飽きさせない。前作と同様に戦後復興期の物語だが、今回の方がリアリティが高い気がする。 役者たちがいずれもいい。戸…

いつの間にやら娘が4泳法をマスターしてしまった。4泳法とは、クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライのこと。赤ん坊のころからスイミングに通ってきたが、全部泳げるようになるとはなぁ。感慨深い。ちなみに僕は、バタフライはやってみたこともない。残りの…

日本で人から名前を呼ばれるときは苗字で呼ばれることがほとんどだ。下の名前で呼ばれるときは、せいぜい親兄弟や幼馴染からぐらいだろう。ところがご存知の通り欧米では逆になる。ファーストネームで呼ばれるのがほとんど。この違いと影響は、すでに多くの…

今日、娘は学年全員で里芋ほりの日だった。天気にも恵まれ、たっぷり収穫を持ち帰ってきた。ここのところの雨で土壌が柔らかく、抜きやすかったようだ。これまでジャガイモ、サツマイモと来て、今年は里芋。確かに里芋は低学年には抜きづらく、この順番は合…

僕の生活のなかで図書館の占める割合がけっこう大きい。本も借りるし、CDもよく借りる。新聞も読めるし、ほとんどの雑誌も読める。勉強もできるし、仕事もできるし、少しなら昼寝もできるかも(笑)。とにかくあの空間が好きなのだ。静寂と大量のコンテンツ。 …

昨日はけっこう久しぶりにネズミーシーへ家族で出かけた。毎回ものすごい人出なので、基本あまり行きたいとは思っていない。年に一度の妻と娘へのサービス、そして人生修行と思って出かけている。混雑、行列、苦手である。 が、今年のシーは、思いの外楽しか…

我が町、三軒茶屋に高級パン屋のオープンが続いている。銀座に志かわ三軒茶屋店が、キャロットタワーの裏に。800円強の食パン一種類のみを販売する店だ。写真は、昨年末にオープンした門前仲町の人気のパン屋トリュフベーカリー三軒茶屋店のチラシである。 …

一年ぶりに会社の成人病検診を受けた。身長、体重、聴力、視力、胸部レントゲン、超音波検査、胃のバリウム検査、血液検査、腹部CT検査、とお決まりのコースだ。この中で一番嫌なのが胃のバリウム検査。これ超苦手。 まず一口飲む。そして身体を回転。食道を…

若い頃から絵を少しずつ買っている。といっても安い絵だ。そして作家名も不明な絵。「博物画」というカテゴリーの絵である。初めて買ったのは30歳の頃。パリのルーブル美術館のそば、セーヌ川沿いの露店の古物商だった。額にも入っていない、昔の植物図鑑の…

ほぼ日の「ほぼ日の学校」オンラインクラスを受講することにした。シェイクスピア講座2018を見たかったからだ。昨年、ほぼ日でこの講座が開講されるのは知っていたのだが、時間の都合で通うことはできそうもなく、残念に思っていた。ふだんあまりほぼ日サイ…

最近のMy King of YASAI は、だんぜんこれだ。オカヒジキ。ああ、たまらんなあ。特にササミとの和え物が最高。と、すっかり最近ハマっているオカヒジキなのだが、これって何？ オカヒジキって何？ と、チコちゃんに尋ねられたらどうしよう。。。ちゃんと答え…

何すかそれ？が、ほとんどの人の反応だろう。もしくは、まだあるんだ、その言葉。。。かな、僕も自信がなくなってきた。何せ、聴いてるフュージョンはすべて20世紀のものであるからして(笑)。『1970年代半ばに発生した、ジャズを基調にロックやラテン音楽、…

この夏、南紀白浜を訪れたとき、アドベンチャーワールドという大きな動物園＋水族館＋サファリワールド＋シーワールド、みたいなとにかく巨大な施設に遊びに行った。売り物はパンダの親子だったのだが、僕が一番楽しめたのはサファリワールドだった。 実はサ…

我が家の娘への教育方針として最も大事にしているのは、「IQより愛嬌」である。テストの結果はやたらいいが、態度はおぞましいほど悪い、なんて野郎には絶対したくない。教材は落語。笑いで生き抜くすべが詰まっているから。というか単純に面白いからですな…

かつてない台風の夜。なすすべもなく、ただひたすら無事に行き過ぎてくれることを祈るのみである。そして、自然の前に、人間の無力を思い知る。と同時に、その巨大なエネルギーに、不遜にもどこか興奮する自分もいる。 進路も、雨量も、風量も、正確には計測…

イタリアでのワインのことを書いていたら、いろいろ思い出してきたので書いておこう。2000年前後のイタリアでの撮影ロケはトスカーナでの仕事だった。内陸なのでロケバスでの移動となる。現地人のドライバーが雇われ、僕らを日々運んでくれた。 身長190cm、…

2000年前後だったと思うが、イタリアをクルマのCMの撮影で複数回訪れた。当時は円が強くて、海外ロケが推奨されていたころ。しかも新車は秘密保持のために海外での撮影がマル必であった。期間もロケハンやロケも入れると最低2週間、下手すると3週間は滞在し…

会社がお休みだったので、ずっとやれなかった観葉植物の土替えをした。とくにウンベラータの調子が悪く、葉が色落ちしてきたのだ。本当は夏の間にしておくべきだったのだが、延ばし延ばしにしていた。まだ残暑がつづいているので、ギリギリセーフかな。 鉢か…

先日、親しい友人たちと家族とで近所のイタリアンレストランに行った。長年通ったお店だが、残念なことに今月末で閉店となってしまうと聞き、集まったのだ。いつもながら料理もワインも美味しく、楽しく別れを惜しんだ。店は2階もあるのだが、階段の壁に気に…

会社のそばに二軒本屋があるのだが、A店は近いけれどワクワクしない。B店はちょっと離れてるけどドキドキがある。本屋なので品揃えは基本的には同じはずだ。どちらもいわゆる普通の本屋であるので、これはディスプレイの見せ方や、おすすめ本の選択眼に差が…

ずっと聴いていないのに、秋になると聴きたくなるアーチストがいる。僕にとっては、オフコースだ。平均気温が2度下がると思い出す。ふだんボーカル曲はあまり聴かないのだが、なぜか秋になるとパブロフの犬となる。ベスト盤をスマホのSDカードに入れてあるの…

葛根湯医者という落語がある。要は藪医者の話なのだが、長屋の住人たちが様々な病で医者を訪れると、すべて葛根湯を出して済ますという話だ。そのやり取りが面白い。付き添いでついてきただけの男にも葛根湯を出す始末。 我が家の常備薬でもっとも活躍するの…

中学校の時に体育の教師である萩原先生はみんなの人気者だった。順天堂大学を出て教師になったばかりの先生は、東京の匂いのする二枚目だったからだ。二年生の時、その萩原先生が担任になった。クラスメートは大喜び。みんなが先生から影響を受けた。 給料を…

アメリカの映画、特にオフィスワークを舞台とした映画によく見かけるシーンで僕が好きなのは、いわゆる「エレベータープレゼン」だ。まだ新人の男性、どうしてもやりたい企画があるが、何度訴えても上司は企画を聞くどころか鼻にもかけてくれない。ある日も…

スマホを見る時間が多い。自分でも減らしたいと思うのだが、ふと気づくとスマホを見ている。特に電車での移動時間だ。通勤時間帯はただでさえ混んでいるので、スマホがラク。ニュースも見れる。本も読める。マンガも読める。ゲームもできる。SNSも読める。と…