フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

ルーティンという言葉

マルコメ 料亭の味 だし入り味噌 かつお・昆布 750g

大好きな吉祥寺特集ということで録画しておいた料理研究家土井善晴さんのグルメ番組を見た。お約束通り、和洋中それぞれの話題の店を訪れる典型的なグルメレポートだ。見ているうちに、内容よりも土井先生が好きになってしまった。何とも言えぬ柔らかな関西弁とユーモア。そして、迷いのない的確な意見。

 

なかでも、番組の中でのご飯とみそ汁についてのコメントが素敵だった。「ご飯とみそ汁のすごいところは、毎日食べても飽きないところなんですよ」。そうだ、確かに。土井先生はさらに、毎日決まったことを一定の水準でやれることが大事と話された。

 

僕は「ルーティン」という言葉が好きだ。日本語にすると味気ないが、日課、決まりきった仕事となる。意味的には少しレベルの低い作業のように聞こえる。だが、ルーティンをきちんとできる人だけが、特別な仕事も任せられるのだろう。調理人を見ればわかるように。

 

僕はルーティンの持つ厳しさとか修行とか、そういうストイックさというより、規則性をもった暮らしの仕方、に魅力を感じる。例えば朝。決まった時間に起き、決まった量だけコーヒーを淹れ、決まったラジオ番組をかける。このブログを毎日書くこともそのひとつ。もしルーティンが無ければ、僕のような怠け者はまともに生きていけないだろうなあ。