フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

葛根湯医者

【第2類医薬品】葛根湯エキス錠クラシエ 240錠

葛根湯医者という落語がある。要は藪医者の話なのだが、長屋の住人たちが様々な病で医者を訪れると、すべて葛根湯を出して済ますという話だ。そのやり取りが面白い。付き添いでついてきただけの男にも葛根湯を出す始末。

 

我が家の常備薬でもっとも活躍するのも葛根湯だ。葛根湯医者よろしく、さまざまな症状に葛根湯を服用している。風邪はもちろん、頭痛、肩こり、筋肉痛にも。おかしいなと思ったら、早めに飲むと大事に至らないことが多い。

 

あの漢方薬独特の香りも好きだ。医薬品関係の人から聞いたのだが、香りも鎮静効果を発揮しているのだそう。僕はあえてぬるま湯で飲む。別に水で飲むのと変わりないはずだが、自家製プラシーボ効果なのだ。温まり、癒され、治りが良くなる、気がする(笑)。

 

葛根湯医者のセリフで好きなのは「葛根湯おあがり」というセリフだ。服用せよ、でも、飲め、でもなく、おあがり。羊羹とお茶を出すかのようだ。そして身体に薬効が染み渡る感じ。藪医者だけど愛を感じる。病は気から。葛根湯と愛さえあれば、大概の病気は治るのかもね。この冬も頼りにしています。