フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

本屋は複数行きましょう

バウハウスってなあに?

総特集 ヒグチユウコ ―指先から広がる魔法― (文藝別冊)

会社のそばに二軒本屋があるのだが、A店は近いけれどワクワクしない。B店はちょっと離れてるけどドキドキがある。本屋なので品揃えは基本的には同じはずだ。どちらもいわゆる普通の本屋であるので、これはディスプレイの見せ方や、おすすめ本の選択眼に差が出ているということなのだろう。マーチャンダイジングの大切さを感じる。なので、急がないときは、ちょっと離れたB店をのぞきにいく。

 

今日はちょっと時間あったのと郵便局に用があったので、久しぶりにB店に寄ってみた(郵便局のそばにある)。そしたらもう欲しくてたまらん本と読まねばならんぞ本を複数発見してしまって困ってしまった。僕は若いころ本の衝動買いが癖で、よく金欠になった。最近は、それを回避するために、どんなに欲しいと思ってもその場では買わず、一旦記憶して店を立ち去ることにしている。今日もそうすることにした。

 

ところがこの記憶がけっこう大変なのだ。今日は五冊も覚えなければならなくなった。そのうちの二冊が上に出てる本だ。忘れないように、頭の中で「バウ、ヒグ、〇〇、△△、◇◇」と何度も唱えて店を出る。あわててスマホGoogle Keepにメモした。年を取ると大変なんですよ、いろいろ(笑)。で、あとでAmazonでチェックする。あらためて内容を吟味するわけだ。

 

今回の本はどれも絶対欲しい、というのが結論。特に上の二冊はやばい。一冊目のバウハウスの絵本。夢のような本だ。学生時代、ダダイズムバウハウス芸術に惹かれてよく本を読んだ。そして十数年前、念願かなって、妻とベルリンのバウハウス美術館を訪れた。今年はバウハウス創立100周年ということで、こんな素敵な絵本が出版されたのだ。子どもが父親にバウハウスのあれこれを問う形の入門書で、もういますぐポチりたいけど、高いんだよなあ。

 

もう一冊は文藝の別冊「総特集ヒグチユウコ」だ。今年の一月に世田谷文学館での展覧会を見てから、すっかりファンになってしまった。あの悪魔的にオドロカワイイ世界がこの一冊に詰まっているわけで、永久保存版だろう。ロングインタビューや対談、特に吉田戦車との対談はすぐ読みたい。てことで、やはりB店すばらしいな。昨日A店に行ったときはこれらの本はまったく目に入ってこなかったのに。あとは購入資金だが。二冊とも結構高いのよね。。。うーむ。