フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

100円自販機の謎

のぼり旗スタジオ のぼり旗 100円自販機004 通常サイズ H1800mm×W600mm

よく散歩をするようになったら、小さなことに気づくようになった。その一つが、通常より安い自販機の存在だ。普通、130円の飲料が、オール100円だったりする。もちろん望みの飲料があるとは限らないが、決してマイナーブランドばかりでなくメジャーな飲料も100円だ。賞味期限切れ寸前のものを入れているのかなと勘繰ったが、買ってみるとそんなことはない。なぜ100円で売れるのだろう?

 

ググってみると、答えはあっさりと出てきた。自販機に卸される飲料の多くは、希望小売価格が125円。卸値はさすがに公開されていなかったが、売値は基本的に売主に任されるのであった。もちろんそれはメーカー自身の自販機は該当しない。赤いコカ・コーラ社や青いサントリー社の自販機などがそれだ。メーカーに属さない自販機なら、勝手に仕入れて、価格も決められるというわけだ。

 

その代表格が黄色い自販機のミリオン社だ。沖縄に本社のある自販機販売会社である。かつてこの会社が、試しに独自の自販機で有名飲料を値を下げて売ってみるとバカ売れしたらしい。利幅は少ないけれど、数が出れば利益も増える。数が出ればメーカーも協力してくれる。という好循環でビジネスを軌道に乗せたとのことだ。いまや50円で売る自販機まであるのだとか。まさに価格破壊である。

 

ちなみに自販機の設置についても調べてみた。基本的に自販機の置ける場所さえあれば、地主は何もしなくていい。電気代も自販機会社持ちだ。利益は売り上げの25%くらいが標準のよう。もちろん人通りが多い場所でないと売り上げは上がらないので、いくつか条件はある。我が家はマンションなので設置は無理。だが妄想はできる。設置した自販機に硬貨が投入されるごとにスマホに通知が来たらドキドキしそうだ(笑)。