ゴールデンウイークも終わったので、加湿器もお役御免である。だいたい毎年、これぐらいの頃に加湿器をしまい、除湿器を出す。いつも部屋の湿度を50%以上に保つようにしているのだが、もう何もしなくてもそれくらいになってきた。これで梅雨入りすれば除湿しないとやばくなってくる。日本というのは湿度コントロールに追われる国なんだよなあ。手のかかる国ではある。
以前も書いたが、湿度変化の激しい国であるがゆえに、日本の家電は著しく進化したとも言える。なにせ空調専門メーカーで世界に名だたるダイキンを生んだのだから。ダイキンはすでに加湿と除湿のどちらも可能としたルームエアコン「うるるとさらら」を発売している。が、である。僕が望むのは、ルームエアコンではない。いわゆる据え置き型、単体での加湿・除湿マシンが欲しい。
「うるるとさらら」を体感していないので何とも言えないが、実はあまりルームエアコンには期待しない。除湿で言えば、エアコンのドライで対応しても洗濯物は乾きにくい。やはり単体の除湿器にはかなわないと思うのだ。加湿器も然り。また専用機は移動も簡単なのがいい。したがってエアコンには冷暖房だけ頑張ってもらい、湿度は専用機に任せたい。そこで加湿・除湿共用機待望となるわけだ。
一台で済む、というのは日本メーカーのお家芸ではないか。ぜひぜひPanasonicや東芝、日立など伝統的家電メーカーに頑張ってほしい。いやダイニチやコロナの方がいいかもしれない。二社は大手ではないが、それぞれ優れた除湿器を出している。我が家はコロナを愛用している。もしこのハイブリット機が出たら絶対買うけどなあ。ステイホームだからこそ欲しいのだ。よろしく哀愁(死語)。