まさかヨガにはまるとは思わなかったが、この春以来、毎晩ヨガをやっている。春先に何度も風邪を引き、調子が絶不調となったとき、試しに始めたのが最初であった。当初は、自分の身体がどれだけ硬いかを思い知らされるのだが、やってくうちに快感がそれを上回ってくる。ヨガというと難しく聞こえるが、要はストレッチである。硬くなりがちな部位をじわっと伸ばす。それが基本だ。
いくつかのポーズを深い呼吸とともにやっていくと、自律神経が整えられるのが自分で感じられる。副交感神経が優位になっていくのを実感するのだ。ま、簡単に言うとリラックスする。これ、わざわざヨガやんなくてもできるんじゃね？という声も聞こえる。人それぞれの方法でできるだろう。入浴や音楽、読書などでも可能だと思う。が、僕はヨガが合ってたようだ。糸通しのポーズ、たまらん。
三軒茶屋に暮らしているが、3つ目隣の駅は用賀だ。ふとその名前が気になりだした。用賀とYoga、似てね？（笑） 早速ググってみたら、似てるどころか、地名の由来だったのだ。世田谷区の公式サイトによれば、「鎌倉時代の初期に勢田郷にユガ（梵語）の道場が開設されて、後にこの地が真福寺の所有する所となったことから、このユガがヨーガになったのではないかと言われている」
鎌倉時代って、「いいくに作ろう鎌倉幕府」だから１１９２年頃。そんな大昔にいまの用賀にヨガ道場があったとは。。。これはやはり世田谷に住んだ以上、ヨガをやるのは運命だったとしか思えない、なんつって。さらに調べると、真福寺では毎月25日に寺の大広間で「夜ヨガ」をやっているというのだ。用賀のおおもとのお寺でヨガ、いいじゃないか。申し込んでみるか。狭き門かなあ。
