世田谷区には大学がけっこうある。僕の住まいがある三軒茶屋だけでも日本大学、昭和女子大学、テンプル大学と。お隣まで歩けば、ご存じ駒澤大学あり、日本体育大学や国士館大学、東京都市大学などなど。この年で学生になったこともあり、他の大学も気になる。面白そうだなと。要は隣の芝生が青くみえるのだ。
なかでも一番気になるのが東京農業大学だ。用賀のオーケーストアに行くとき前を通るのだが、すっごく気になる。キャンパスに入ったことはないが、幅広い学部がある。農学部、応用生物学部、生命科学部、地域環境科学部、国際食糧情報学部、生物産業学部と、これらを聞いているだけで勝手にワクワクしてしまう。
農業はもちろん、畜産、植物、昆虫、薬学、資源、園芸、微生物、醸造、栄養、遺伝子、森林、土木、水産、香料、などなど、もう書き切れないほどの研究分野があるそうだ。僕はまったくの文系で、これらのどれにも貢献できそうにないが、憧れだけはある。もう一度人生があるなら、東京農大の学生になりたい(笑)。無理かな。
まあそんな与太話はともかく、現実的に農大で中高年が学ぶことは可能だ。シニア世代に向けた農大グリーンアカデミーがそれ。花と野菜と健康についての年間講座である。講義は10時から15時まで週3日。野菜づくり、花づくり、造園はもちろん植物画なども学べる。コロナが去ったら覗きにいこう。いや、その前に今の学校頑張ろう(笑)。