今日は生憎の天気だが、先日までは秋の青空が楽しめた。そこでカミさんが始めたのが、キノコの日干しだ。椎茸やシメジなどをただ日向に並べて干すだけのこと。しかしこれが、いま我家で大ブームなのである。干すのは日の当たる間で、二三日で充分だ。生のキノコたちが水分が抜けて、ヘナヘナしてきたらオーケー。
これ、いろんな料理に使える。うちはお吸い物や味噌汁に入れるのが定番だが、チャーハン、野菜炒めに入れてもイケる。何が違うかというと、風味だ。味も香りも強くなる。一番分かるのは吸い物だろう。基礎的なおかずがランクアップするのを実感する。キノコが生まれ変わってキノコノコという新たな食べ物になった感じ。
しかも骨を増やすのに大切な成分、ビタミンDが、生の時の４倍に増えるらしい。さらに、風邪やインフルエンザ、気管支炎や肺炎などの感染症の発症や悪化の予防にも関与するのだそうだ。この前、日光の話しで書いたが、ビタミンDは日光浴でも取れる。これにキノコノコを加えれば鬼に金棒ではないか。
我が家はキノコ好きなので、塩キノコもよく作る。こちらも作るのはいたって簡単。いろんなキノコを茹でて、茹で上がったら塩を和えて、空き瓶につめるだけだ。けっこう持ちもいいので冷蔵庫に常備できる。酒のつまみにも最高。一年で一番キノコが美味しい季節。窓際で美味しいキノコノコづくり、是非是非。
