フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

果樹園の誘惑

NHKテキスト趣味の園芸 2020年 11 月号 [雑誌]

普段まったく買わないし、もちろん購読もしていない雑誌に突然引き寄せられる時がある。いまはこの「趣味の園芸」だ。観葉植物は好きだし、道辺の雑草も、森の木々も、植物全般が好きな方だが、園芸の趣味はない。しかしこの表紙を見て、ドキドキしてしまった。至福の果樹生活、何という魅惑的なテーマだ。そしてサブコピーが、おうちで完熟を味わう、だ。たまらんじゃないか。

 

妻の実家は義父が趣味で農業をやっていて、イチジクやサクランボも収穫している。果実を自分で育て、自分で食すというのは僕の憧れでもあるのだ。ただし都会のマンション生活で果樹生活は無理であろう。と、思っていたら、この雑誌の果樹生活は鉢植え果樹だったのだ。これなら行けそうだ。さっそく図書館で立ち読みしてみた。これがもうたまらん世界。様々な果樹の鉢での育て方が紹介されていた。

 

意外だったのは、もっともオススメの果樹がイチジクであったことだ。義父が畑で育てているイチジクは至極美味い。が、育てるのは簡単そうには決して見えない。それが鉢植えで可能とは、、、。さらにページが多く割かれているのが、柿と柑橘系。柿は、昔から桃栗三年柿八年とよく耳にした。そう簡単には実は成らない気がするが、オススメのニ番手が柿なのだ。柑橘はいろいろ。レモン、カボス、ミカン等々。

 

雑誌を見ながら妄想が広がる。ベランダに実るイチジク、レモン、柿。それらを朝捥いでそのまま齧りつく。口からこぼれる果汁。ああ、夢のようだ。というか夢で終わりそう。結局、立ち読みで我慢して帰宅した。以前、ブルーベリーを育てたら、収穫間際に鳥たちに食べつくされた悪夢がよみがえったのだ。果たして僕は、ベランダ果樹園に挑むのか? 乞うご期待。取りあえず雑誌は注文しておいた(笑)。