夏休みと言えば、男の子にとっては昔は虫捕りと決まっていましたが、最近ではゲームとプールなんですかねえ。うちの子は娘ですので、どっちかというと虫は苦手。昆虫大好きな僕としては寂しい限りです。実は、僕の職場に、毎年クワガタ狩りを一人でやってる方がいます。
その方、九州の実家に里帰りしたときに、毎朝早起きして一人で森に入り、クワガタを狩るのが趣味なんです。狩る、といっても、クヌギの木を思い切り蹴るだけなんですが(笑)。昔はお子さんも喜んでつきあってくれたそうですが、中学生以降は拒否られたとか。それでも、今でも毎年大量のクワガタを嬉々としてゲットされてます。
毎年その方からクワガタやカブトムシを少し分けてもらっています。娘のクラスメートの男の子にプレゼントするためです。昨年、そのうちの一人の男の子に渡したカブトムシのツガイが結ばれ、産卵したとの知らせがありました。男の子は大興奮。大事に育て始めました。
最初は沢山いた幼虫も、どうにか生き残ったのは15匹だったそうです。男の子は、幼虫を15個の飼育箱に分けて、それぞれに名前をつけました。徳川家15代それぞれの名前をです。家康、とか、綱吉、とかですね。面白いでしょう。カブトだけに、侍なんですかね。そのネーミングセンスに関心しました。成虫にまで成長したのは果たして何代目でしょうか？ 今度娘から聞いてもらいます。楽しみだなあ。
