フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

ものもらいの治し方

KIYOHARA サンコッコー 牛骨ヘラ SUN80-110

先週、ものもらいになりました。それほどひどくなかったので、すぐ医者には行きませんでした。その時、昔は家で自力で治してた、ということを思い出しました。方法はこうです。裁縫箱にある、「へら」を畳の縁でこすって熱を持たせ、熱いうちに患部に当てます。これでホントに何度も治しました。

 

いわゆる民間療法ですね。調べてみると、へらではなく、柘植の櫛で同じことをやったことのある人が何人か見つかりました。僕は母から教えてもらったのですが、おそらく母は祖母から聞いたのでしょう。さっそく久しぶりに試してみたかったのですが、へらも櫛も、そして畳の部屋もありません。残念。

 

ふと、この治し方、娘に教えることはないんだろうなと思いました。伝承も、僕で終わりかと。ちょっと寂しくなりました。こういうこと、もっと色々あるんでしょうね。技術や科学が未発達なころから、先祖からリレーのように受け継がれてきた知恵や言い伝えたち。

 

ほおっておいたら小さなふくらみができてきたので観念して眼科医に行きました。「もっと早く来れば目薬で治ったけど、ここまで膨らんでるとつぶしますね」 有無を言わせずつぶされました。痛かったけど、回復です。へらと畳があれば、もっと楽に治せたのにな。医師には言わずに帰りました。