フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

やってはけいないと言われると

ウォーキング

やってはいけないウォーキング (SB新書)

健康情報ほど時代とともに変わるものはない。子どもの頃、コーヒーは胃がんになるから飲み過ぎるなとよく言われた。いまでは適量のコーヒーは長寿に貢献することが科学的に明らかにされている。さらに世界のデジタル化にともない、情報過多となっていて、一個人では追いつけないほど情報があふれかえっている。僕のような心配性はことあるごとにそれら情報に振り回されるのだ。

 

この本もそのひとつだった。ステイホームの運動不足解消に始めたウォーキング。こればかりは反対論は見当たらず、良い話しか耳にしなかった。嬉々としてやってみると、なるほど体調も良くなり、気分も快調。よしよし、などと思っていたときにこの本を知った。テレビ番組でウォーキング特集があり、そこで紹介されていたのだ。題して「やってはいけないウォーキング」。来た、やってはいけない、が。

 

番組でも説明があったが、ウォーキング自体の否定ではなかった。要は間違えたウォーキング、はやってはいけないと。間違いとは、①朝ではなく夕方 ②散歩ではなく速歩 ③ストレッチではなく準備運動などなど。①一番体温が上がる夕方に歩くと効果的に燃焼する。②ダラダラ一時間歩いても効果なし。3分速歩を繰り返すといい。③ストレッチは寝る前に。それより歩くための体操をするべし。なるほどねえ。

 

まあ②と③はわかるのだが、①は困るなあ。本によれば、夕方の高体温以外にも、朝の危険性にリスク有りとしている。いわゆる心臓や脳の急性疾患は朝方に起きやすいと。そりゃそうだろうが、そうならないように歩くんだが(笑)。それに朝の光を浴びることで体内時計のリズムが生まれ、快眠にもつながっている。それに理屈抜きに、朝の方が断然気持ちがいい。なので、朝散歩は続けるぞ、と。