天気が良くないのが嫌いだ。みんなそうなのだろうか。ステイホームになってから特に天気の良し悪しに敏感になった。体調も心持ちも、天気次第で全然違う。我々の多くが、ハワイやアメリカ西海岸などを好むのは晴れ間が多いせいではないか。などと、どうにもできない天候をぼやいている。ウォーキングに出て気分転換しても、曇天では効果は晴天の半分くらい。ああ、晴れ間が恋しい。
こういう日は天気痛が起きる可能性も高い。気圧変化による頭痛だ。これにはしっかり対策を打つ。五苓散を飲み、腕のツボを指圧する。おかげでどうやら今のところ片頭痛は起きていない。あとは心の調整だ。大学院の勉強に加え、来週に控える某検定試験の勉強もせねばならない。晴れてるときははかどる勉強も、曇天だとイライラして効率が悪い。ここはひとつ音楽の助けを借りるしかなかろう。
普段はジャズやフュージョンをよく聴くが、曇天の日はクラシックと決めている。しかも勉強のときはモーツァルト一択だ。広告や日本語が入らない海外のネットラジオでモーツァルト専門チャンネルを選ぶ。お気に入りはカナダのアバカスラジオだ。
Abacus Radio free Music streams
スイスのRADIO SWISS CLASSIC も聴きやすくて好きだが、勉強のお供にはアバカスのモーツァルトチャンネルが心地いい。
もう何年も聴いてきた局なので、かけるとすぐに自律神経の緊張が和らぐ。そしてモーツァルトの楽曲は勉強のリズムを邪魔せず、ゆるやかな華やかさを心にもたらしてくれる。自然と頭の中のネガな要素を消してくれるのだ。特にモーツァルトに詳しいわけではない。曲名をすらすら言えたりもしない。その必要性も感じない。ただ曇天で落ち込むときに、モーツァルトがあればそれで良し、なのである。
