フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

講義と抗議

新明解 現代漢和辞典

娘の受験勉強につきあっている。6年生までの振り返りをやるわけだが、これがけっこう難しい。かなり忘れていて、こちらの方が勉強になっているくらいだ。僕は完全に文系で、理数系はからっきしダメである。幸いなことに、妻は美大卒でありながら理数系が得意。ということで、国社は僕、算理はカミさんが担当することになった。社会は地理と歴史と政治で、好きなこともあり何とかなる。

 

国語も好きなので大丈夫と思いきや、意外と漢字を忘れているのだ。「講義」を「講議」と書いたり、「抗議」を「抗義」と書いたり。特に前者の「講義」は、自信を持って「講議」と書いてしまった。これは「議」と「義」をきちんと理解していないせいである。「義」とは、「意味」とか「わけ」という意味。なので、「講義」とは書物や学説の意味などを、わかりやすく話して教えることなのだ。

 

「議」とは、「話し合う」という意味。なので、「抗議」とは話し合いに抗う=相手に反対意見や苦情を述べることとなる。もっとわかりやすい例は、議会だろう。話し合いの会なのだ。ああ、すっきり。でもこういうこと、学校で教えてくれたのかしら。まったく記憶にない。と負け惜しみを言ってる場合じゃないな。今からでも勉強、勉強。漢字のおさらいと思って学ぶしかない。

 

やはりキーボード生活になってから、格段に漢字能力が落ちた気がする。勝手に変換してくれるので脳細胞を使っていないのだろう。縦書きで文字を書くことも激減した。メールも、ブログも横書きだ。こりゃ日本語力も落ちるわな。小学生は基本手書きでキーボードは使用しない。いまはとかく子供にもデジタルデジタルと言うけれど、手書き、縦書きの時間って大切な気がしてきた。娘と手書き、いいかもしれない。