フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

音読しとく

ちびまる子ちゃんの音読暗誦教室 (ちびまる子ちゃん/満点ゲットシリーズ)

さあ夏休みである。いつも最初は景気がいいのが夏休みである。が、一週間もすると慣れてきて、二週間もするとダレてくる。これをウン十年も繰り返してきた(笑)。娘にその轍を踏ませまいと思い、いっしょに計画表を書いた。立派な計画表ができあがった。それで満足してしまい、初日から計画倒れになりそうだ。いやはや毎度進歩がない。唯一続きそうなのが朝の「音読」だ。

 

使用する本はベストセラー「声に出して読みたい日本語」の著者、斎藤孝先生と、ちびまる子ちゃんさくらももこ先生という最強タッグの本だ。収録された文章は選び抜かれた珠玉の文章ばかり。ちなみに娘は音読が得意だ。黙読より好きらしい。頭に入っているかは怪しいが。まずは意味など深く考えず、気持ちよく読むことにする。これが、やってみるとホント気持ちいいのだ。僕も読んだ。

 

演劇をかじったことのある人なら分かってもらえると思うが、良いセリフをなめらかに言えると快感が走るのである。詩でもいい、漢文でもいい、リズムにのってスイスイと。これは勉強というより、体調管理にいい気がする。昔は小学校の国語の時間、みんなで一斉に読み合わせをした記憶があるがいまはどうなのだろう。非効率のように見えて、実はいろんな意味で音読は実利があったのではなかろうか。

 

そしてさらに思うのは、いま大人こそ音読、ということだ。子どもは声を出す機会が多いが、大人はというか中高年は、声を出すのはカラオケかクレームだけかもしれぬ。三密避けるため、しばらくはカラオケにはよういかん。であれば音読だ。というわけで、朝起きたらラジオ体操と音読を習慣にとすることに決定した。いつまでつづくか分からんが、三日坊主から始めねば何も始まらない。行くぜ、三日坊主超え(笑)。