むか～し、昔は、テレビが突然調子が悪くなって映像が乱れるなんてこことがままあった。そういう時に限って大事な場面だったりするから大変だ。プロ野球だったりプロレスだったり、さあ大逆転という場面で画像が乱れる。そこでどうするかというと、お父さんたちはテレビの横を叩くのだ。壊れない程度にトントンと。
すると不思議と乱れが治ったりもしたから笑えてしまう。まだ家電が精密機器ではなくて、ただの家電だった頃の笑い話である。最近の電気製品は家電というより精密機器に近くなってきた。ITとの連携も増え、マイクロプロセッサーなどは当然部品として組み込まれている。であるので、いまや叩くのは逆効果になりそうだ。
どれだけ家電が進化しても、いつかはガタはくる。そのとき叩けないとしたらどうするのか。PCであればまずは再起動ということになる。それで治らなければメンテに出すことに、、、。僕のデスクトップPCは10年前に買ったウインドウズだが現役だ。当時のハイスペックを買ったので、普通の作業は問題ない。が、最近動作がおかしい。
たまに勝手にカーソルが画面左に移動するのだ(笑)。誰かがリモートで動かしているのかと思うくらい。再起動しても変わらない。こういう時の対処法をある人から教わった。大元の電源を抜いて10分以上待つのだ。放電というらしい。やってみたら、あら不思議。すっかり治ってしまった。これ常識？ 叩いて治してきた僕には驚きであるよ。
