フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

ベストセラーは20年後に読む

ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本

この本、ご記憶にないだろうか。2001年に発売された英語初学者向けの本で、2002年には全書籍の中の発行部数で第2位だったベストセラーだ。今日までに累計149万部の売り上げで、平成の実用書ランキングでは29位に位置するらしい。ちなみに1位は「バカの壁」で443万部!

 

当時は本屋でざっと目を通しただけだった気がするが、最近、メルカリで新品をあらためて購入した。理由は娘の英文法学習用だ。低学年のころから英会話を学んでいて、英検3級までは取得できた。次は準2級なのだが、文法がぐっと難しくなる。よい参考書を見つけねば、と。お父さんも頑張る。

 

娘の英語学習の順番として、目と口から入って良かったと思っている。聴き取りと発音は、運動神経のようなもので身体で覚える感覚だからだ。そしていよいよ体系的に文法を学ぶことになるのだが、いわゆる英文法の本が実に「つまらん」のだ。十年一日のごとく、「つまらん」。僕がつまらんのだから娘が興味を持つわけないだろう。

 

どうしたものかと悩んでいたら、ネットでこの本に久しぶりに再会。あ、これ確か文法の本だったなと。試しに購入してみたら、面白い。文法の本なのに面白い。昔は気づかなかったのだが(笑)。説明の仕方がネイティブの視点。そして例えがユニーク。こりゃ売れるわけだ。繰り返すが当時はこの価値に気づけなかった。そして自分の場合、ベストセラーは20年くらい空けて読むのがいいと分かった。時間かかるな(汗)。