フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

振り向けば冷蔵庫

1/12自動販売機 プラモデル 赤

連日の猛暑と五輪疲れですっかりバテてしまった。日課のウォーキングもままならず、さらに体調不良になるという悪循環。少しでも微熱など出れば、コロナ疑いとなり、病院にも行けない。いやはや面倒な夏である。ここに来てやっとこさ雨模様となり、気温も少しだけ下がって一息つけた。久々にウォーキングに出ると、やはり気分爽快、と思いきや、甘くはないな。曇っていてもねっちこく暑い。

 

日が射さない分ラクなのだが、気温は30度前後で蒸し暑い。よくもこんな季節に五輪が開催できたものだと実感する。数百メートル歩いただけで喉が渇いて仕方がない。いつも愛用のマグボトルを持ち歩いているが、たまに無性に自販機の飲料が飲みたくなる。家には買い置かないコーラやドクターペッパーなどだ。どう見ても健康には寄与しそうにない飲料ほどそそる。温度が上昇すると特にだ。

 

と思いながらウォーキングしているとふと思った。当たり前のように自販機があることのありがたさだ。町の美観的にどうか、といった視点もあるだろうが、僕にはそれを越える価値を感じる。24時間、キンキンに冷えた飲料が手に入れられること。ほぼ品切れ状態がないこと。味やフレーバーの品揃えが幅広いこと。おそらく世界広しと言えど、日本の自販機の秀逸さは世界一ではなかろうか。

 

言うなれば冷蔵庫が自宅外のそこかしこにあるということ。何という贅沢。五輪で来日した多くの海外アスリートや報道陣はコンビニを絶賛していたが、その最小版が自販機であろう。すっかり自販機やコンビニに慣れてしまった我々日本人は、それが当たり前ではない人々に驚かれて初めてその価値を知ると。そんなことを思いながら、ドクターペッパーを買ってしまう。冷え冷えだ。感謝しかない。