フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

ジャケ買いした本

古くて素敵なクラシック・レコードたち

レコードが好きなのは美しいアルバムアートを大きい面積で楽しめるからだ。CDでは小さすぎて悲しくなる。あのサイズ、あの質感がちょうどいい。僕は音楽は何でも聴くが、アルバムアートで言えばジャズが一番だと思う。なかでも1950年代から70年くらいまでのジャズレコードのアルバムアートには傑作が多い。一番はご存じ、ブルーノートであろうが、おしなべてどれも魅力的だ。

 

なのでアート的にもレコードを手もとに置きたくなるが、悲しいかな住宅事情がそれを許さない。どうしても欲しいもの以外は音源だけを手に入れて我慢している。さらにアルバムアートの本なんぞを手に入れてときおり眺めたりする。クラシックはというと、聞くこと自体好きなのだが、アーチストやアルバムへのこだわりはきわめて薄い。要は楽曲さえ聴ければ基本的には満足なのである。

 

なのでこれまでクラシックレコードのアルバムアートについてはまったく関心を持っていなかった。あまりそそられるジャケットを見かけたことがなかったのも大きい。たいがい指揮者やオーケストラの写真であったりするので、表現として面白そうに思えなかった。そこにきてこの本だ。ジャズはもちろん、クラシックにも超詳しい作家・村上春樹氏がクラシックレコードの本を出した。

 

正確にはアルバムアートの本ではない。むしろ演者や演奏についてびっしり書かれている。が、僕はそこよりもアートを見たくてこの本を買った。それも電子書籍で。本屋で現物を見たら、小さくてがっかりしたのだ。電子書籍なら、自由に拡大できるのでアートを楽しむには良い。さて肝心のジャケットデザインだが、やはり面白味は少ない(笑)。ただ同じ曲で複数枚紹介されているので比べると楽しい。少しづつ楽しもう。