去年の春以来、大学から毎日朝夕二回に検温するように言われている。対面受講したときに、少しでもコロナ感染が広がらないための対策だ。そこで分かったことがある。朝は体温が一番低く、夕方が一番高いということ。だいたい2度くらい差が出るので、当初はびっくりしたが、人間は皆そういうリズムなんだそうだ。
さらに分かったのは、夕方上がった体温を、その後の入浴で下げることで熟睡できるということだ。入浴で温まるのに下がる？ そうなのだ。40度くらいのお湯に15分ほどつかると、身体の深部が温まる。風呂から上がると、そこから急速に体温が下がるらしい。この落差で、眠りのスイッチが入るのだ。
これを知ってから、風呂に入る時間を17時から19時の間で守ることに必死だ。なぜなら、風呂上りから2時間後に訪れる体温低下時間が超心地いいからだ。身体の内側からリラックスモードになるのを体感できてたまらんのだ。完全に副交感神経優位となるので、とろ～んとして軽くトリップしてしまう。
ここで重要なのが21時以降、スマホやPCを見ないことだ。せっかく副交感神経優位であるのに、それらの光が交感神経を刺激してしまう。が、これが難しい。21時以降スマホを切る勇気がなかなか出ない。メールが入るかも。思わぬニュースが出てるかも。SNSで面白い投稿があるかも。快眠への道は茨の道である。
