スマホはずっとアンドロイド派である。十年前はiOSに劣っていたとこころが多かったけれど、2年前くらいから完全に性能が上回ったと言われている。地球上で7割以上のシェアを持っているので、そうなることは端から分かっていたことではある。ベータとVHSのデファクトスタンダード争いにも近しいのかもしれない。さらにコスパに差がつきすぎた。性能差が微妙なのに価格が倍以上という状態だ。
性能差が顕著なのはアプリだ。アンドロイドはいい意味でアプリ審査が緩い。そのためiOSとは比較できない数のアプリが存在する。その分、玉石混交なわけだが、そのなかを生き残ったアプリは超優秀ということになる。実際、アンドロイドで使っていて便利なので、娘が使っているiPhoneにも入れようとすると無かったり、選択肢が限られていることも多い。最近だとラジオ録音アプリがそうだ。
いま僕が欲しくてたまらないものが、大画面のアンドロイドタブレットである。今使っているタブレットはハーウェイ製の10インチとiPad miniだ。どちらも便利だが、老眼もあってできれば12～14インチのタブレットが欲しい。iPad PROには12.9インチがある。しかし僕にはハイスペックすぎるし価格も高すぎる。アンドロイドパッドなら10.5インチなら2万円ほどで手に入り、性能も問題ない。
ところがなぜかアンドロイドパッドは10.5インチが上限のようなのだ。写真のNEC製が11.5インチで最近発売されたが、価格が7万円ほどと阿保かと言いたくなるほど高い。1インチの差に誰が5万も払うのか？ 12インチ以上を出しても需要が無いのかしら。悲しいなあ。ハーウェイかASUS、シャオミあたりが出してはくれまいか。12インチで5万円でどうだろう。波除神社に拝みに行こうっと。
