風呂単？

子どもの英検学習につきあっている。僕も一応2級は持っているので（ただし大学生の頃に取ったものでもはや形だけ）、教本見ながら偉そうに教えているのだ。といっても、教えられるのは文法や語彙だけ。発音やリスニングは完全に娘の方がレベルが高いので、触れないようにしている。準2級まで来たが、ここまではまあ何とかこなせてきた。2級からは急にレベルが上がるぞ、と偉そうに娘に伝える。

試験日は、少し余裕を持つことにして来年の夏とした。いまからガツガツ試験対策しても長続きしないので、まずはコツコツ語彙を増やすことを提案した。過去問を見てみると、2級から語彙がぐーんと増えるのだ。2級用の単語集で学ぶのが基本だが、ネットでいろいろ調べていたら面白い本を見つけた。「風呂で覚える英単語」、略して「風呂単」だ(笑)。風呂で英単語？　面白過ぎるではないか。

娘は風呂でいろいろ学んできた。平仮名、カタカナ、ローマ字、九九、日本地図などなど。100円ショップでも手に入る、お風呂学習ポスターたちのおかげで多くの基礎知識を吸収できた。が、英単語まであるとは知らなんだ。アマゾンでググってみると、この「風呂で覚える」、英単語以外にも英熟語、古文単語、日本史、世界史、などなどいろいろ揃ったシリーズだった。ほぼなんでも風呂で学べるわけだ(笑)。

人気はいま一つなのか、ブックオフで格安で売っていたので英単語を買ってみた。耐水性の紙でできている本で確かに風呂で読んでも大丈夫そうだ。さっそく娘に見せてみたら、「お風呂で本は読みたくない」と、、、。だよねえ。せっかくなので、僕が読むことにした。ちょうど長風呂を目指しているので、こいつで入浴時間を延ばしてみよう。ついでに日本史も手に入れようかな。娘には呆れられそうだが。