フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

テレビで出会うピュア

最終回 夫婦を超えてゆけ

コロナ禍で、民放テレビは再放送が一気に増えた。ドラマ好きな我が家の女性たちも録画チェックにいとまがない。なかでも盛り上がっていたのが、「BG」「過保護のカホコ」「野ブタをプロデュース」そして「逃げるははじだが役に立つ」だ。僕も「逃げはじ」はオンエア中に見ていたので、一緒にあらためて楽しんだ。やはり面白い! ガッキーかわいすぎるし、星野源もいい味だしてる。そしてピュアだ。

 

いまどきこういうピュアなカップルいるかよ、なのだが、いてほしいよ、で見てしまうのだろう。寓話でありマンガであるからこそ、ありえない二人のありえない遠回りを楽しんでしまえるのだ。再放送ではあるけれど、いや、再放送だからこそ細部まであらためて楽しめるとも言える。おいしいものを時間をおいてあらためて食べてみて、より味わいが分かるというか。再放送の価値を体感した。

 

一方、日テレとHulu連動のNiziプロジェクトも、我が家の女性陣はドハマりであった。あまりに盛り上がっているので、のぞき見していたら、こっちまでハマってしまった(笑)。韓国のアイドルグループ・twiceの事務所が主催する、アイドルオーディション的な番組だ。その事務所の社長、JYパーク氏自らが日本、ハワイ、LA各地でオーディションを実施。少しずつ途中脱落する過酷なオーディション。

 

参加する少女たちのひたむきさが何とも素敵なのだ。みな真剣であり真面目。そして何より、彼女たちを評価するJYパーク氏の真摯さに胸を打たれる。15,6才の女の子に対し、しっかりと責任と根拠のある言葉を投げかける。あるときは心から感動し、あるときは正直に批判し。こちらもピュア満載な番組であった。テレビという虚構のなかに、ピュアを感じるとどハマりするなあ。テレビもまだまだ捨てたもんじゃない。