フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

烏の行水って何?

カラスの教科書 (講談社文庫)

体調管理のために長風呂を目指していると以前書いた。一応15分を目標に湯船につかっているのだが、10分あたりから苦しくなってくる。暑さと飽きだ。風呂でも読める英単語の本でだいぶ長くつかっていられるようになったが、ここのところの気温の上昇でのぼせそうになってきた。これは逆に体に悪いのでは、と思われるほどだ(笑)。結局、烏の行水に戻るのね、とカミさんに言われる始末。

 

それを聞いていた娘が「烏の行水って何?」と。知らんのか? まあ烏は知っていても行水は知らんのだなあ。ということで、行水の説明をした。たらいに水を張って、、、。え? たらいも知らんのか。というわけで、たらいをググってスマホで見せて説明だ。自分がいかに昭和の生き残りであるかを知ったのであった。小さい頃、プール代わりに行水した記憶がほんの僅かだが残っている。

 

ちなみに烏が行水してるところは見たことはない。東京は烏の多い街。娘と歩く朝の商店街でもよく見かける。分かっているのか偶然なのかは知らんが、生ごみの出される曜日にはしっかりゴミ置き場にやってくる。以前、石原さんが都知事だったころ、烏退治に燃えていて、街からもかなり烏の数が減った時期もあったが、いまは元通り、沢山の烏が東京ライフを謳歌しているようだ。

 

石原都知事の頃、黄色のゴミ袋を使うよう推奨されたこともあったっけ。調べたら、黄色が苦手という理由ではなく、紫外線で色を見極める烏の習性に応じて、紫外線をカットする成分の入った袋がたまたま黄色だったのだそうだ。この袋だと、烏は袋の中身を識別できず関心を示さないらしい。なので、単に黄色の袋では効果は無いとのこと。烏の行水は知っていても、色の秘密は知らんかったなあ。毎日、勉強だ。