フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

軽にEを

 

 

フジミ模型 1/24 インチアップ スズキ ワゴンR RX '93

新人で最初の広告の仕事がクルマだったが、その後、会社を替わってもクルマの仕事と縁があった。ペーパードライバーであったのだが(笑)。クルマの仕事は面白い。それは商品のサイズがデカいからだ。広告マンが扱う商品は様々だが、手に乗る、手で持てる物が多い。そんな中、クルマはサイズも動きも、舞台も、すべてが大きくてダイナミック。海外での撮影が多く、スタッフも大人数である。

 

しかし私生活ではまったくと言っていいほど、クルマには無関心なのだ。外車や高級車など、興味の欠片もない。運転者がカミさんなので、すべてはカミさんの安全と好みで選んでいる。ここのところずっとハイブリッド車だったのだが、数年前にPHVにしてみた。半分ガソリン、半分電気という面白いクルマだ。ガソリンで走行中に発電もしてくれる。イケアや二子玉川ライズなら無料で充電できるのもいい。

 

一度電気自動車に乗ると、その静けさに驚かされる。そしてドライバーは加速のスムースさに快感を覚える。充電コストが下がれば、間違いなくクルマは電気へと移り変わるだろう。そこで僕が不思議に思うのが、なぜ軽自動車が電化されないか、である。軽自動車こそ電化のメリットがあると思えるのだ。長距離は走らず、街乗りが基本である点。大型の電池を必要としないであろう点、などなど。

 

田舎に行くとクルマが2台以上あるうちは珍しくない。一台はセダンで、もう一台は軽自動車という組み合わせ。要はチャリンコ感覚で軽を使っているのだ。公共交通機関が少ない土地だと軽自動車は必需品。電化されたら家で充電できるわけで、都会よりよっぽど早く広まりそうだ。実は僕は、電化されたら軽が欲しい。環境にも財布にもいいし、何といってもカワイイから。カミさんには反対されるだろうなあ。