フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

iPadマンがゆく

Apple iPad Air (10.5インチ, Wi-Fi, 64GB) - スペースグレイ

毎朝、娘とバス停まで歩いている。一年生から欠かさず、六年生までずっと。この習慣のお陰で、6年前から会社には毎朝8時前には着き、その分夕方早めに帰るという勤務サイクルを作れた。早寝早起きのサイクルが、娘の生活時間に合わせることで確立できたわけだ。休業中の現在もこのサイクルは続いている。変わったのは、娘とバス停で別れた後、駅には向かわず家に逆戻りするようになったことだ。

 

毎日、同じ時刻に同じ道を歩いていると、よく見る顔触れと出会うことに気づく。ある時から、娘と密かに「ラッキー親子」と呼んでいるペアがいる。定年前の男性会社員と、20代のOLだ。男性は頭頂が寂しい状態で身長は160を切る感じ。ちょっとモンキーっぽいお父さん。OLさんは男性と背丈は変わらない。まじめそうな方。聞こえてくる会話で親子と分かった。

 

この二人、出会うときはいつも、なぜか慌てている。そして二人で息を合わせて小走りしている。冬によく出会ったのだが、お揃いの赤いマフラーをしてたりもする。この共同小走りが実にかわいらしい。お互い励ましあいながら、横並びでちょこちょこ走る。僕らは、この親子の走りのファンになった。しかし毎日は会えない。たまに会えるととても幸せだ。なので勝手にラッキー親子と名付けた。

 

いつもiPadを持って、それを見ながら歩く30代の男性(iPadマン)ともよく遭遇する。そこまでしてiPadを見る理由が知りたいが、いまだに謎だ。先日、雨の中、iPadマンと出会った。雨でも左手にiPadを持っている。右手には傘と、、、なんとカルピスウォーター500g缶を持っていた。iPadを見る、カルピスウォーターを飲む、iPadを見る、、、を歩きながら続けている。世の中、未知の世界はまだまだあるなあ。