フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

ひとかけらの戦い


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毎朝、高カカオチョコレートをひとつ食べていると書いたことがある。ブランドは森永のカレ・ド・ショコラ<カカオ88%>だ。他社製品も食べ比べて、こいつに至った。しかし先週、思わぬ贈りものをいただいた。GODIVAのチョコレート詰め合わせだ。包みを開けると家族がどよめいた。「GODIVAって、音の響きからして高級感あるよね」と妻。

 

音の響きは置いておいて、誰もが知るベルギーチョコレートの名門ブランドだ。中を見てみると、さまざまな旨そうなチョコレートのなかにダークチョコレートが目に入る。カカオ72%である。高カカオチョコが苦手な娘が「これ、朝お父さんが食べてる奴に似てるね」と。おお、そうなのだよ娘。明日の朝、お父さんがこのGODIVAからの挑戦を受けて立つのだよ、と心のなかでつぶやいた。

 

そうなのだ、これは偶然かもしれぬが、カレ・ド・ショコラへの挑戦であろう。日本のチョコレートに目にもの見せようというGODIVAからのメッセージなのだ。。。そんなことはもちろんない。翌朝、普通に食べ比べしてみた。予想通り、カレ・ド・ショコラの方が好みだった。単純に88%の濃さに比べると、やはり甘さが気になるのだ。あと、心なしかGODIVAの方が少し柔らかい。

 

この柔らかさが高級な証拠、なのだろう。森永は固い。そこが好き。僕のような庶民の舌には森永の固さがちょうどいい。高カカオチョコ以外のGODIVAチョコレートも食べた。美味しい~。とくにトリュフベルジーク。コーヒーに合わせたら、幸せいっぱい。そうなのだ、機能性チョコにも高級チョコにもそれぞれの美味しさがあるのだ。ここにも多様性のおおらかさが存在する。違うを楽しむ、味わう。