フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

山あり谷あり花あり

石原出版社 日記 2020年 石原10年日記 B5 こげ茶 N102001

株式の暴落が止まらない。完全に世界同時ショックであろう。僕の人生ではリーマンショック、3.11以来の大きなダウントレンドの始まりである。そしてそれはまだ渦中であり、コロナウイルス同様に終息は見えない。が、リーマンのときに比べて落ち着いた自分がいる。また来たか、という感じ。

 

リーマンショックは2008年9月15日のリーマンブラザース倒産から始まった。僕はこの日のことを思い出せる。なぜかというと日記を書いているからだ。以前にも当ブログで書いたが、1994年から10年日記を書きつづけている。現在は3冊目。当時の日記を読むと、一年前にリーマンの派手なビルの前でロケをしていたのにまさか、とある。

 

2008年のちょうど一年前の2007年9月、僕はマンハッタンにあったリーマンブラザースの入るビルの正面でCM撮影をしていた。時刻は18時過ぎだったか、ビルのウインドウ自体が大型ディスプレイで、世界中の美しい風景や人々をリーマンのロゴとともにエンドレスで流していた。とにかく景気が良さそうでバブルそのものだった。

 

経済は山あり谷あり。上がりっぱなしは無いし、下がりっぱなしもたぶん無い。ただし、下りは深く早く長い、と経験で分かる。日記を読み進むと、その当時、景気の悪さは仕事で忘れようとしていた。今回は、勉強で忘れるようにしよう。谷には、谷にしか咲かない花がある。そこに面白味を見つけることが大事なのだ、と自分に言う。