フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

移住妄想

るるぶ浜松 浜名湖 三河’21 (るるぶ情報版(国内))

先日、アパートを借りる妄想について書いた。今日は移住についての妄想だ。以前から、ふと移住するならどこかを勝手に妄想する癖がある。ある人は絶対に九州だと言うし、ある人は長野しかないと言う。岡山も勧められ、四国押しの友人もいる。いずれも魅力的に思える。実際行ってみても楽しめた。

 

要は妄想であるので、変更するのも自由なのだ。そして今日の気分は俄然、浜松である。ニュースで餃子の消費量が昨年日本一に返り咲いたとの記事を見てピンときた。ずいぶん昔、ロケで浜松に宿泊したこ時のこと、食べた餃子が美味くて驚いたのだ。同じく仕事で宇都宮にも行っていたが、僕は浜松餃子が上に思えた。

 

さらに大きなポイントは浜名湖だ。となると当然ながら鰻である。ああたまらん。餃子と鰻が揃っていれば、他は要らんかもしれぬ(笑)。しかも静岡といえばお茶とみかんもあるではないか。餃子、鰻、お茶、みかん、富士山、桜エビ、、、。食に関して言えば、移住するしかないと言えそうだ。

 

南海トラフ地震が30年以内に起きる確率は80%以上だそう。それを考えると浜松はリスクが高い。しかし東京もそう変わらないかも。浜松市のサイトを見ると移住促進サイトを発見。音楽に強い町でもあると知った。確かにヤマハやカワイなどの本社があるので、コンサートも多いようだ。う~む、妄想は止まらないなあ。

アパート妄想

TOMIX Nゲージ アパート ブラック 4226 鉄道模型用品

ステイホームになって以来、近所をよく歩いている。するとこれまで気づかなかった店や施設、建物に気づくことも増えた。例えば娘が塾に行くために行くバス停のそばに気になる看板があった。マンションの1階なのだが、サンバレーホテルと書いてある。どう見ても普通のマンションにしか見えないのだが。

 

早速ググってみると、インド料理屋であった。しかもけっこう人気がある店だったのだ。よく見ないと店の入口も分かりにくい。無造作に看板だけがあるのでこれまで見逃していた。てな具合に、近所で出会ったものをググることに最近ハマっている。なかでも面白いのがアパートの検索だ。

 

以前、バスや電車の車窓から偶然見かけた会社を検索する楽しみについて書いた。それの歩行版だ。すでに住まいはあるので、今さらアパートに住む予定はない。なので完全に妄想なのだが、自分が大学生に戻ったとして近所でアパートを探すとしたらと仮定してみるのだ。これがめっちゃ楽しい。

 

今日もたまたま通りかかったアパートを検索してみた。するといくつかの不動産屋の紹介ページが出てきた。いまや間取りはもちろん、部屋の中や外観を360度で見れたりする。6万円で風呂付というコスパ良い物件だったが満室だ。ついでに近所で検索すると3.9万円で風呂付物件を発見。勝手にワクワクしてしまった!

ゲコ化しつつある日々

ゲコノミクス 巨大市場を開拓せよ! (日本経済新聞出版)

学生になってからノンアルコールビールをよく飲むようになったことは既に書いた。が、最近ではよく飲むどころか、アルコール自体、飲むことがなくなってしまった。学生時代以来、年を取るほどにアルコールが好きになっていたのにも関わらずにだ。仕事でもウイスキー、ビール、ワインの広告まで作った。40代はワインにはまり、毎晩安いワインを飲んでいた。夏は白、冬は赤と。

 

それが今では以前ほど積極的飲みたいと思わなくなっている。理由はシンプルだ。酔うことが不快になってきたのだ。酔うことで弛緩してしまって、本を読んだり、映像を観たりできなくなるのが嫌なのだ。おそらくいつの間にかアルコールに弱くなってきたのだろう。少量でも酔ってしまう。そして眠くなる。それが酒の醍醐味ではあるが、毎晩続くと時間のロスが大きいと考えるようになった。

 

もちろんワインの豊饒さ、ビールのコク、どれも否定できない。ただしそれらは特別な日に取っておけばよいと思うようになった。世の中には下戸と呼ばれるアルコールが飲めない人が多くいる。ひふみ投信で有名なレオス・キャピタルワークス藤野英人社長もその一人だ。彼が書いたゲコノミクスの本が面白い。今まで声を上げずにいたゲコノミストを代表して下戸について語っている。

 

僕は酒飲みを否定しない。飲む派、飲まない派、どちらも有りだ。ただ、いまの僕は限りなく下戸になりつつある。相棒はノンアルコールビールだ。なかでもサントリーのからだを想うオールフリーが一押しである。味も好みだが、内臓脂肪を減らす効果がおまけについてくる。実際、この一年で体重は5kg以上減り、パンツはどれもゆるゆるになった。もちろん半年に一回くらいに飲む本物のビールも格別だけどね(笑)。

携帯どーする?

Apple iPhone XS 256GB ゴールド SIMフリー (整備済み品)

現政府の圧力もあって、携帯電話各社の値下げ合戦が盛り上がっている。こういう圧力は歓迎だ。我が家はちょうど4月から娘が中学に進学で、スマホを持たせる時期である。カミさんのキャリアの更新も夏にやってくる。というわけで、家族の携帯電話キャリアをどうするか、春までにじっくり考える日々となった。

 

三大キャリアはそろって2980円プラン。いずれも20ギガで5分間通話放題という魅力的なメニューだ。が、僕ならこの3つなら、ahamoでもpovoでもない、SoftBank on LINEを選ぶ。何と言ってもLINEがギガノーカウントというのが魅力的だ。現在、僕はLINEモバイルを使っているが、理由はLINE使い放題であるからだ。

 

なのでSoftBank on LINEに決定、といきたいところだが、5分間通話放題で引っ掛かるのだ。現在、妻はY!モバイルであるが、Y!モバイルは自動的に10分間通話放題が付いてくる。5分長いだけ? そう5分長いだけ。しかし5分と10分では、通話時間では大きく違う。5分だとあっという間だが、10分だと余裕を感じるのだ。

 

そこであらためてLINEモバイルが浮上してくる。LINEモバイルなら、データ3ギガに10分間通話放題をつけて2360円だ。しかもLINEはギガノーカウント。さらに余ったギガは翌月に繰り越せる。さらにSNSデーターフリーが280円で付け足せる。FacebookTwitterがノーカウントだ。これで計2540円。う~む、20ギガか3ギガか、悩む。。。

歩くという刺激

ソニー ウォークマン 16GB Aシリーズ ハイレゾ対応 / bluetooth / android搭載 / 40周年記念モデル / 専用アクセサリー ・ステッカー付属 タッチパネル搭載 最大26時間連続再生 ブラック NW-A100TPS

昨年の2月以来、休業して学生になったのだが、偶然コロナ禍と重なるという不思議な体験をした一年であった。まだまだこの状態収まりそうにないが、振り返ると良いこともあった。災い転じて健康的になったのだ。ストレスフリーな上に、超規則正しい生活。一番大きかったのは良く歩くようになったこと。

 

悪天候以外はほぼ毎日、一時間弱歩いている。近所の世田谷公園をベースにウオーキングしているのだが、実に楽しい。自然の変化、街の変化、人の変化。それらを眺め感じながら歩くことが、これほど面白いこととは今まで知らなかった。毎日都心のオフィスと家とを往復していた頃には全然気がつかなかったのだ。

 

40代の頃、突然ランニングに目覚めたときがあった。はじめはジョギングから。そのうち5Kmレース。さらに10Kmレース。面白くなって仲間と駅伝参戦。最後はハーフマラソンに。次はいよいよフルマラソン、というところで膝を壊し、無念ながらランニングを断念したのだ。いったいあの熱狂は何だったのか(笑)。

 

実は当時走っていて気づいたことがある。走っている間は何もできない、ということだ。スマホも本も見れない。できるのは自分との会話だけ。これがウォーキングでも蘇る。歩いていると脳内が活発になるのだ。しかもランニングと違って、立ち止まれる(笑)。止まって写真も撮れる。間違いなく歩くことは体だけではなく、脳にも刺激的だ。

 

ラジオだからこそ

ラヂオの時間

大学院で日本の喜劇映画研究の講義を受講してきたが、先日、三谷幸喜監督の回となった。今や言わずと知れたコメディの名監督であるが、講義の題材となった「ラヂオの時間」は見逃していた。慌ててアマゾンプライムで調べてみると会員は無料。これはラッキー、ということで早速鑑賞。

 

いやはや面白い。ストーリーはコメディの基本である思いもかけぬトラブルの連鎖だ。敬愛するウディ・アレンも、筒井康隆も皆、「悲劇が喜劇を生む」と言っている。これを念頭に置き、舞台をラジオ局に置くか、家づくりに置くか、空港に置くか、ホテルに置くか。三谷監督は王道を行っている。

 

仕事で長く広告作りをしてきたので、ラジオの現場はなじみ深い。番組作りではなくラジオCM作りだが、スタジオもスタッフもスポンサーもほぼ同じだ。だからこそこの映画は笑えた。タレントのわがまま、SE(音効)の問題、スポンサーの横やり、、。いずれも思い当たることばかり。

 

それにしても俳優陣が素晴らしすぎる。そしてすでに鬼籍に入られた方多し。細川俊之梅野泰靖藤村俊二。なかでも梅野泰靖の芸能マネージャー役は最高だ。本当にいたのだ、ああいう人が。藤村俊二演じる音効さんも素敵。音作りの苦労、僕も経験がある。あるCMでカツ丼の音の再現、大変だった(笑)。

雑談力

雑談力が上がる話し方――30秒でうちとける会話のルール

雑談は好きだが、得意というわけではない。特に初めての人といきなり雑談するのはやはりハードルが高い。上記の本は30秒でうちとけるとあるが本当だろうか。信じられない。ただ、仲間内との雑談は大好きだし、得意かもしれない。コロナ禍で広まったリモートでの社内打ち合わせや大学のゼミ形式の講義などは、一年ほどたったいま皆慣れてはきたものの、今一つ足りないものが「雑談」だという新聞記事を読んだ。

 

落語で言えば「枕」、ワークショップデザインで言えば「アイスブレイク」ということか。僕が現役の頃は、アイデア会議のはじめにする雑談が一番楽しみであった。ここで盛り上がって、なかなかメインのアイデア出しに至らないこと数多く。それで夜なべしたこともバブル期の良い思い出だ。いったん置いといて、ということなのだが不真面目と言えば不真面目。ゆとりと言えばゆとり、とも言える。

 

ずっとやってきた広告のアイデアづくりなどは、つねに思いもかけぬアイデアを出さねばならぬ苦行だ。であるので実は生真面目に眉間に皺を寄せて考えれば出るものでもない。少人数のメンバーでアイデアの断片を持ち寄り、それを笑いながら転がすうちにひょんなことをきっかけに新アイデアが生まれたりする。雑談は、その転がしをするのに最適な行為なのだと思う。ああ言えばこう言う、で転がすのだ。

 

うまい落語家は枕が見事だ。ちょいと偶然、街角で会ったときに交わす今日の話題、といった自然な雰囲気で入ってきて、なるほどそうだねと笑って頷いているうちに本題に橋渡し。本題に入ったときの脳内はすっかり笑いのコンディションになっている。リモートでの会議にこれらの技をうまく組み込めることは可能だろうか? AIが時事ネタを3分ほどの小噺にして話してくれるアプリとか、無理かなあ(笑)。