学生以来、同じ新聞を読み続けてきた。典型的なノンポリ学生だったので、何となく某メジャー紙を選んだのだ。仮にXとしておこう。新聞を読むこと自体好きなので、特に不満もなく数十年過ぎた。が、ここにきて初めてこのX紙の記事に疑問がわくことが増えてきた。ちょいと強引であったり、決めつけであったり。。。
母が別のメジャー紙Zを読んでいたので、借りて読んでみると同じ記事でも読後感が違うのに気づく。さすがにメジャー紙と日経との違いは十分に分かっているつもりだが、いわゆる総合紙の違いはあまり感じていなかったのだ。Zは、Xよりも読みやすく噛み砕いている記事の印象を持った。でも購読料がめちゃ高い。。。
そもそも来年に定年を控え、新聞購読を止めようか迷っていたのだ。固定費節減のひとつである。余談だが楽天証券に口座を開くと自動的に日経や日経産業、日経流通などがネットで無料で読める。これで十分な気もするが、やはり紙も一紙取っておきたい。調べたらメジャー紙は夕刊を外すこともできないという。
そこで浮上したのが東京新聞だ。夕刊も外せて、月2950円という安さ。図書館で読んでみると全然問題ない。記事も幅広く、読みやすかった。紙面が26面で薄いが、X紙は40面のうち14面が全面広告であり、実際の記事面は26面であった(笑)。ということで数十年ぶりに新聞を変えた。東京新聞、読み応えあり、だ。