ウドちゃんとアン

我が家はみんな「赤毛のアン」のファンである。娘が低学年のころ、カミさんが青い鳥文庫で全巻読み聞かせた。それ以来、映画もDVDも海外ドラマもいろいろ見たが、全然飽きない。不思議である。物語の筋は変わらないのに、新作にはどれもワクワクするのだ。特にアンがグリーンゲーブルズに定着するまでの第一巻が。

先日、朝日新聞を読んでいたら、有名人がオススメするコンテンツを絵で紹介するコラムがあった。その日はキャイ～ンのウドちゃんのオススメ。何と、赤毛のアンだった。ウドちゃんとアン。失礼だが想像もしない組み合わせであった。読んでみると、あの物語の明るい前向きさに励まされるとある。ウドちゃんも頼りにしているとは！

この赤毛のアン、明日からNHKで海外ドラマの最新版がオンエアされる。今回はカナダで2017年に制作されたものらしい。毎回、アンの映像化では実際のグリーンゲーブルズで行われるものが多い。なぜなら変わっていないからだ。いつロケしても問題ない。実は2年前、僕ら家族も彼の地を訪れたことがある。

プリンスエドワード島だ。多くは語るまい。素晴らしいとしか言葉が出てこない。物語どおりの小道や森や家屋をそのまま体感できる島だ。コロナ禍で、しばらくは厳しいが、いつかまた必ず再訪する場所と家族で決めている。今回はNHKのドラマで十分だ。主役の子も写真で見たが、イメージ通り。ウドちゃんも見るかな？　見るだろうな。

赤毛のアン