フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

サクセスからアクセスへ

サクセス [7" Analog EP Record]

ネットを見ていると、ビジネスに関するウェビナーや各種講座の広告が記事がやたら多い。ステイホームの影響もあるだろうが、サクセスへのお誘いが喧しいのだ。これらはGAFAが台頭してきてから増えてきた気がする。学ばねば生き残れないぞ、これを知らねば置いてかれるぞ、と。カタカナいっぱいのフレーズで。。

 

デジタル時代となり、さまざまな業務が高速で進化するようになった。おかげで僕のようなオジサンもたっぷり恩恵を受けているわけだ。ただ、サクセス目指し疾走しすぎる人に、心配なこともある。誰でも若い頃は突っ走る。ただ、個のサクセスに目を奪われ過ぎると、自分しか見えなくなるのでないかと。

 

僕だって若い頃は、突っ走ってた。ただ、その頃は遠いサクセスより、目の前の仕事をこなすので精一杯だった。とにかくいっちょ前になりたくて、プロと呼ばれたかったのだ。だから師匠が大事だったし、先輩や仲間が大事だった。師匠を真似る。先輩に習う。仲間と組む。これらはサクセスというよりアクセス(接続)だ。

 

コロナ禍で、ますますアクセスの機会は減っていく。リモートでの協業は大変だ。だからこそ、数より太さでアクセスを大事にしたい。場があるときは黙っていても、居ればアクセスとなった。リモートだとそうはいかない。自ら発信して、数ではなく太いアクセスを育てたい。自戒を込めてそう思う。