フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

古本屋さん再び

未来の自分に出会える古書店 (文春e-book)

わ~い夏休みだ~と喜んでいたのも束の間。宿題と論文準備を始めると、集めるべき、そして読むべき資料の多さに眩暈がする日々である。前にも書いたが、資料はできるかぎり図書館で集めていて、どうしても手に入れなければならないものだけ購入となる。コストを抑えたいから、ここで古本探しが始まる。

 

ITの進化で、Amazonに行けばたいがいの古本は見つかる。そしてブックオフでも探して価格を比較して買う。というのが基本的流れだが、ここにきて神田神保町の巻き返しが僕的に起こっている。日本の古本屋さんというサイトだ。神田を中心とする古書店が多数連携しているポータルサイトなのだ。

 

Amazonでもブックオフでもメルカリでも無ければ、日本の古本屋さんサイトに行ってみる。ここがすごいのは専門書や雑誌に強いことだ。世界最大のロングテールであるAmazonでも、見つからない本はある。古本の場合は出品者がいなければ存在しないからだ。その点、まだ古本屋に強みありということか。

 

若い頃、勤め先でよく一枚のシーンを求めて資料探しをさせられた。ネットなど無い時代だったから、とにかく先輩の言うイメージに合う一枚を雑誌から探し出さねばならなかった。神保町に通い、その一枚を見つけ出したときの喜びときたら。何とも非効率だが、それが勉強になった。この年になり、今度はITで神保町にお世話になる。巡る巡るよ、時代は巡る。