ふと枕が気になり出した。で、ちょっとググッてみたりした。すると、バンバン、ネットやメールに枕の広告が現れる。余計に気になる。分かっちゃいるけど、広告の術中にはまる。いまの枕、違うんじゃない? もっと良いのあるんじゃない? アマゾン、楽天など調べて、つい写真の枕を買ってしまった。
今までは通販生活で買った枕で、特に不満は無かったのだが、敢えて言うなら高さが欲しくなったのだ。これまでのは、柔らか過ぎてでかい頭が沈み込む。それと、スマートウォッチの睡眠評価の点数を上げたくなったのも理由のひとつだ。毎朝、点数見るのだが、眠りが浅いと出る。睡眠時間は十分なんだから気にする必要はないのだが(笑)。
で、早速この枕で寝てみた。高さとホールド感が心地よい。最近の枕はたいがい高反発らしいが、これもそうでしっくりフィットする。翌朝、スマートウォッチの点数を見ると。。。変化なし。おいおい、深い眠りはどこへいった? まあ、この点数自体怪しいもんだと、自分の気持ちの帳尻を合わせようとする。
こういう現象をマーケティング用語で、認知的不協和と呼ぶ。自分が買ったものの性能に不安が生じたとき、他の製品の欠点を見出すことで穴埋めをして心を落ち着かせようとする心理だ。って、マーケティングそのままを、やっておるではないか。情けない。まあ点数はともかく、寝心地はいいので良しとする。今日こそ、いい夢見るぞ!