入試が近づいてきて持ち物の準備をしようと要項を見直した。特に変わったものはなく、筆記用具と英和辞典とある。ではではと本棚を見てみると、英和辞典がない。そんなはずはないと、探してみたがない。カミさんも持ってない。何年前からか、電子辞書に切り替えていたのだ。
小さな電子辞書に、広辞苑クラスの日本語辞典をはじめ、英和、和英、英会話、漢和、現代用語など家庭で必要と思われる辞典はほぼ入っている。なので、分厚い辞典たちは我が家から姿を消していたのだ。ところが入試では電子辞書は使用禁止であった。理由は分からんけれど。
娘に聞いたら、最近はスマホで何でも調べられるので、入試や各種検定試験でそれらを使ってのカンニングが少なからずあるんだそうだ。スマートウォッチを使ったりするらしい。アンビリーバボー。昔、カンニング大作戦みたいな映画があったが、もはや不正もデジタル化しているのか。
ともあれ急きょ紙の英和辞典が必要となった。アマゾンで見ると、辞典って高い! どうしたものかと思っていたが、ふと図書館にあるのでは、と思いついた。調べると、山のようにある(笑)。で、ほとんど借りられていない。借り放題だ。ということで私、図書館で借りた英和辞典で試験に臨みます。下馬図書館サンクス。