フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

知らないを楽しむのだ

Creators Earphonejack series 赤塚不二夫/イヤホンジャックアクセサリー/バカボンのパパ

大人になると、何でも知ってるような気になる。まあ全部とは言わずとも、ひととおりは分かっているふうな気分になりやすい。なぜなら大の大人だから(笑)。これがいけないし、損する元だと最近つくづく思う。知っている、分かっている風は、損をする。

 

娘が小学校に上がってから、いっしょに勉強することが増えた。どちらが分かっているかというと、もちろん大人の僕の方だと装う。なので、質問も受けるし、それなりに答える。が、答えながら、そのあいまいさに愕然ともする。実はちゃんと分かってないのが、自分に分かるから。

 

実はちゃんと分かってないのに、漠と分かってることを偉そうに答える。ここで損をする。分からないことは、大の大人でもあらためて学べばいいのに。例えば漢字の書き順。僕は小学3年生頃、書き順を覚えなくても漢字は書けるし、意味も伝わると気づき、書き順を放棄した。

 

いま娘は書き順をちゃんと覚えているし、新しい字も書き順から覚える。だから字がきれいだ。正しい書き順は、美しい漢字を書かせると知った。なので書き順については、娘の前ではお父さんは分からないから教えてと言うようにした。いま書き順を知ることが新鮮だ。学ぼう。