フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

全部再エネの国

佐久間ダム―その歴史的記録 (1956年)

ネットニュースで世界の中で三か国が再生可能エネルギー100%に到達したという記事を読んだ。その国は、ポルトガルノルウェーコスタリカだ。再エネ(以下略)とは、太陽光・風力・水力・バイオマス・地熱・海流など、自然の力を借りてつくるエネルギーのこと。

 

石油や石炭、天然ガスは埋蔵エネであるので、極端に言えばいつか無くなる可能性があるのに対し、再生エネは理論上はなくならない。もちろん、再エネを生み出すのにコストがかからないわけではないのだろうが、ここ数年の技術革新により、大幅に安くなっているのだそうだ。

 

ポルトガルは、2018年3月には再エネで国の103.6%の電力を発電。(水力55.5% 風力40.2% 太陽光で残り) ノルウェーもすでに100%超え。(水力が96%)10年以内に国内の車はすべて電気自動車になるとのこと。コスタリカは2017年には1年のうち300日を再エネ(主に水力)だけで発電。2018年に化石燃料は禁止に。カッコエエ。

 

ひるがえるに日本の再エネ比率は2017年時点で16%。人口が多くモノづくりの国なので電力消費が多く、再エネですべて賄うのは厳しいだろうが、もう少し増やせるといいのにと思う。島国で、海に囲まれ、また雨も多く、水に恵まれた土地だから、水力や風力に頑張ってほしい。なんといっても、全部再エネって言える国って素敵だもの。