フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

セミはまだかいな?

セミくんいよいよこんやです

まだセミの声を聞いていない。リモートで九州在住の先生の講義を受けているのだが、先生の部屋の外からはクマゼミの元気な声が聞こえてきて何故か羨ましい。セミも今年はステイホームを延長しているのだろうか。日差しも差さないし、気温も上がらないから、出動命令が出ないのだろうなあ。真夏のセミの声は気温をさらに高めるようでイライラしてくることが多いが、今年は待ち遠しい。

 

要は日差しをスイッチとして待っているのだ。ある日夏が来て、えいやと気持ちを夏モードに切り替える。コロナ禍はずるずると終わりが見えないが、せめて季節はメリハリをつけたい。セミが鳴き、ヒマワリが咲き、スイカを食べ、花火を見たい。こういう当たり前の四季の切り替えが日本が持つ楽しさのひとつ。コロナとのつきあいはまだ続くとしても、四季との付き合いは数千年、いや数万年にわたっているのだから。

 

セミで思い出したけれど、アフリカからインドまで、バッタの大群の被害がすごいという記事を読んだ。何というか、コロナに加えてバッタもかよと。。。ウイルスにしても虫にしても悪気があるわけではない。すべては我々人類のわがままが引き起こした人災なのだろう。自然は正直に反応しているだけで、我々はしっかりと自分のケツを拭かねばならない。いやはや大変である。

 

とは言えさすがに月末にはセミも鳴いてくれるだろう。そしてその声はこれまでにも増して心地よく耳に響く気がする。それでも夏は来た、それでもセミは鳴いた、とありがたく思えるんじゃなかろうか。3.11のときも同じような思いを抱いた記憶がある。いろんなことが変わらざるを得なくても、自然だけは愚直にルーティーンを繰り返す。そうであってほしいな。セミくん、いよいよこんやです!