フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

本当は怖い「都会の音」

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人口の多い東京で暮らすということは、多くの音と同居することだと思います。工事の音や車、バイクの騒音は、都心の宿命として仕方ないと思うのですが、僕はむしろ聞こえるか聞こえないかの人が発する音のなかに、苦手なものがけっこうあります

 

①ひとりごと

これ、一番苦手です。もちろん、僕も会社のデスクで「あ、〇〇に電話するの忘れた」的なことは言います。ただ、混んだ電車内でのひとりごと、これがダメなんです。満員の車内では「沈黙」という暗黙のルールがあります。そのほぼ無音のなかで、突然、念仏のように話し出す人に半年に一回ほど出くわします。「そういうことじゃないんだよ、、、」って、どういうことなんでしょうか。ああ、怖い。

 

②舌打ち

そして、この音も、全然ダメです。舌打ちをする、ということは、舌打ちをしたくなるほどの不快感があるぞ、という主張ですよね。不思議なことにこの舌打ち、個人的な不快感が聞いた人にも伝搬してしまうのです。さっきまでご機嫌だった心に、あっという間に暗雲が垂れ込めてしまうなんて。ああ、恐ろし。

 

③ためいき

最後がこいつです。人生山あり谷あり。ためいきをつきたいときもあります。よくわかります。が、お願いです。満員電車のなか、耳元近くでためいきつくのだけはやめましょう。除夜の鐘のような深い陰鬱の波動が、鼓膜から体内に注入されてしまうからです。ああ、ぐったり。

 

かくいう自分も油断するとこれらの音を発しているかもしれません。お気づきの際はそっと近づいて、耳元に舌打ちしてくだされば、、、。