現在、岩波ホールで上映中のこの映画、もう見に行く前からゾクゾクしてしまいます。僕は、小学校5年6年、中学3年間とずっと図書委員で、中学3年の時は委員長をやるほど、図書館が好きでした。もちろん本が好きだったのですが、どちらかというと図書館という場所が好きだったんです。
まだ、インターネットは無い時代でしたので、僕にとって図書館は世界への窓のようなイメージでした。また、静かで、本のかび臭い匂いが漂う環境も好きでした。
大人になり、海外に仕事やプライベートで行くことが増えると、海外の図書館を見る機会も増えました。なかでもカナダのバンクーバー市立図書館には感動しました。コロッセオみたいな美しい建物で6階建て。天井はガラス張りで、吹き抜け構造なので、各階の様子が一望できます。机も沢山あって、これなら毎日通いたいと思いました。
映画のニューヨーク公共図書館はドキュメンタリーなので、見ているだけで図書館を疑似体験できそうです。上映も本の街、神保町の岩波ホールですので雰囲気もぴったり。うちのそばのこじんまりした図書館も嫌いじゃないんですが、海外のどでかい図書館を見ると、やはりうらやましいですねえ。
