フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

ろんぶ~んの方向

奇跡の論文図鑑: ありえないネタを、クリエイティブに!

論文は好きだろうか? 好きな人は少ないだろう。僕もそれほど好きではない、と思っていた。が、会社の上司から命じられ、これまでに2回、広告業について小論文を書き入選を果たした。公募で賞金があるものだ。僕は賞金に弱い(笑)。賞金をゲットするために傾向と対策を練った。

 

過去の入選論文を読みまくったが、一言でいうと全く面白くなかった。だがそもそも論文とは面白くないものだ。学術論文に、イマジネーションやパッションは不要。冷徹にテーマを証明していくものだから。面白くなりようがない。僕は逆ハリでいくことにした。審査員が読みだしたら面白くて止まらない論文にすれば目立つのでは、と。

 

言っておくがこれは広告論文だからこその裏技で、学術論文では通じない手だ。しかし僕は、自分が書いていて面白くなければ出しても仕方ないと割り切って書いた。それが功を奏したのか、なぜか2回とも入選を果たした。春から大学院に行く予定だが、当然ながらこの技は使えない。だが研究テーマは面白くて良いはず、と性懲りもなく思っている。ヒントがこの本にあった。

 

本屋でこの本を見つけ立ち読みしたら止まらなくなり購入した。ラーメンだとかキスだとか宇宙人だとか、面白いテーマの研究結果をダイジェストで読めるのだ。誰も問うたことのない面白いテーマを、学術的にしっかり研究しまとめるのならOKなのだと納得した。これだ。方向が見えた。方向だけだけどね(笑)。面白がって、頑張ろう。