フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

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昨日は、同じ日に仕事の完成と、仕事の始まりが重なる一日でした。僕の仕事の完成は、TVCMの本編集にあたるときが多く、始まりは広告制作のオリエンテーションが多いです。昨日は、お昼に本編集、夕方にオリエンとダブルヘッダーでした。本編集とは、絵も音も完成させて最終確認をする作業。ここで試写も兼ねた場合、OKであればひとまず完了となります。オリエンは、得意先から広告のテーマや目的、スケジュールなどを共有し、制作をスタートする日となります。

 

広告クリエーティブ制作の仕事は何年経っても飽きません。スタッフみんなで四苦八苦しながらアイデアを出してカタチにする。結果として世にさざ波を起こし、得意先の売り上げに貢献し、報酬をいただく。この繰り返しですが、飽きません。なんで飽きないのかなあ、という疑問の答えが、昨日のダブルヘッダーで見えた気がしました。

 

最初の仕事。すでに5年ほどおつきあいのある固めの業種の得意先の仕事です。とても良い感じに出来上がり、あとは微調整となりました。そこで得意先のとても堅い担当者の方から「夏休みですね。どうされるのですか」と微笑みながら声をかけられたのです。普通の会話ですよね。が、実は僕、この問いがめっちゃうれしかったんです。とにかく固い得意先の皆さんなので、これまで「雑談」や「談笑」はほぼ皆無でした。それが5年のときを経て、ついに微笑と会話が生まれたと。。。

 

次の仕事は、春からスタートしたばかりの新しい仕事で、春の結果次第で続編をやるか決めます、というフェーズ。どうにか目標をクリアしたのか、続編のオリエンに呼ばれました。前回は初回だったので、得意先も疑心暗鬼。事あるごとに、大丈夫でしょうか?と不安の声が。。。今回も心配の声から始まるのだろうな、と思いつつオリエンに臨みました。が、始まると皆さんにこやか。リラックスされています。不安の言葉は「坂口さんは、どう思われます?」という相談の言葉に代わりました。あ、信頼されてるかも。。。

 

2つの場面、どちらも僕にはものすごくうれしかった。仕事がうまくいった、とか、儲かった、とかではない至福感に満たされました。得意先との距離が縮まり、お互いを信頼しながら会話が進むことの素晴らしさ。心からの笑顔は、マネタイズを越えるのだと実感した一日でした。