ここ数日、最寄り駅までの道で連日通行止めになっているところがあります。地下水道管の取り換え工事です。遠回りをせねばならず、少々不便になっています。昨日、帰りがけにその道路そばのレストランの店長さんが、工事の方に文句を言っているのを見かけました。商売上がったりということでしょうか。。。
調べてみたら、日本での水道管の地下への設置は1975年以降に盛んに増えたらしく、もうとっくに耐用年数を超えているのだそうです。結果として、そこかしこで水漏れが起きているのだとか。また、地震の影響も大きいため、今後の大震災の備えとしても交換は急務のようです。
工事をしてくれている作業員の皆さんは、連日の猛暑で汗だくでした。頭が下がります。水道は無くてはならないインフラ。レストランの店長さんの気持ちも分からんではないけれど、水が出なけりゃそもそもレストランも成り立たないですよね。
この水道管の老朽化問題、アメリカだともっとすごいというニュースを見ました。あまりに範囲が広いので、どうやって手をつけたらいいのやらと。そこに目を付けた日本のベンチャー企業が、漏水感知プログラムでビジネス進出を果たしたそうです。地球上、様々なところでインフラの高齢化が起きているんですね。メンテナンスに、感謝と寛容の気持ちを持っていたいな、と思います。
