フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

大 & 小

会社四季報ワイド版 2020年1集新春号 [雑誌]

例のごとく、昼休みに本屋をのぞいていたら、面白いことに気が付いた。本の元々のサイズを大きくした本と、小さくした本があったのだ。大きい方は会社四季報。小さい方は家庭画報。どちらも中高年以上がターゲットの雑誌である。高齢化に対応したサービスなんだろうな。(※いずれもオリジナルサイズとの併売です)

 

四季報は老眼対策。もともと四季報って時刻表なみに小さな文字で情報を目いっぱい詰め込んである。ありゃお父さんが見るの大変ですわ。ということでワイド版ができたのだろう。しかし今度は大きくした分、重い(笑)。これはこれでお父さんは大変。株価予想してるうちに筋トレならぬ筋肉痛になってしまうかも。

 

家庭画報は伝統ある婦人雑誌だが、昔から重いので有名。だから逆にサイズをコンパクトにしようということか。婦人雑誌と呼ばれるカテゴリーは、ビューティー商品の広告が多いから必然的に厚めの上質紙を使い、グラフィックの質を競う。なので分厚く重いものが多い。家で読むもの、ということで許されてきたが、これも時代の流れかな。

 

一方は大きく、一方は小さく。人口動態の変化が、メディアのサイズを左右していくのが面白い。僕は新聞を紙で読むのが好きだが、満員電車では気後れしてとても読めない。サラリーマンのなかには、器用に縦4分の1に折って読むひともたまに見かける。ここはひとつ、はじめから縦4つ折りの日経を販売してもらえないだろうか? あかん?