フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

漢方3兄弟

【第3類医薬品】龍角散 20g

僕は子どもの頃は身体が弱くて、冬は毎週のように病院に連れていったものだと、よく老親が話していた。いつの間にやら、どうにか人並みに体力もつき、それほど病院のお世話になることはなくなったが、それでも年に一、二回は風邪をひいてしまう。風邪っぽいな、と思ったらまずは葛根湯を飲む。長年飲んできて、相性がいいのだ。初期の風邪なら、たいがいおさまる。

 

僕は顆粒だが、妻は液体ドリンクを好む。絶対に顆粒や錠剤の方が割安のはずなのだが、「私は液体の方が効く」と妻は譲らない。まあ、いずれにしてもプラシーボ効果なのだろうが。で、咳が出始めたら龍角散だ。会社の先輩で「俺はすべての風邪を龍角散のど飴だけで治してきた」と自慢する人がいたが、僕は咳止めだけを期待する。効き目もいいが、独特な香りも好きだ。

 

葛根湯、龍角散、とでお分かりのように、初期の風邪は漢方薬に頼っている。西洋医学を信じていないわけではない。むしろ初期の風邪ではなく、本格的な風邪になったら即、病院に駆け込むタイプだ。ただ、初期風邪の比率が圧倒的に高いので、このふたつに助けてもらう比率も高くなるのだろう。漢方さまさまですね。

 

実はもうひとつお世話になってる漢方がある。養命酒だ。30年ほど昔、某ロック歌手の声を録音しに真冬のニューヨークに単身で出張した。手土産に何を持っていったら喜ばれるか事務所に尋ねると「養命酒」と。どう運んだのか記憶は定かでないが、確かにNYで手渡して大喜びされたのを覚えている。以来、冬は寝る前に一杯飲む。効いてるかどうかは分からない(笑)。でもよく眠れる。この冬も3兄弟で乗り切れる、かな?