三軒茶屋の昭和女子大学にこの8月、テンプル大学というアメリカの大学が移転してきました。テンプル大学とは、アメリカはペンシルベニア州の州立総合大学の日本校。すべての授業が英語で行われ、日本にありながら米国本校と同じ学位が取れて卒業もできるというユニークな大学です。
我が家から歩いて行けるアメリカ、ということで英語を学ぶのが好きな小5の娘が、このテンプル大学で開かれたサマーセミナー3日間に参加してきました。門をくぐると、そこはアメリカ。日本語は一切禁止です。娘の相手をしてくれるのは、世界60か国から集まった学生たち。まさにダイバーシティですね。
校門までしか親は入れず、残念ながら授業の様子は見学できませんでした。でも初日から娘は上機嫌。とにかく楽しかったと。英検3級取れたばかりでは、とても太刀打ちできないだろうと思っていましたが杞憂でした。語彙も表現もまだまだですが、コミュニケーションって何とかなる、ってことを身体で感じてくれたようです。
僕は英語圏のコミュニケーションで一番いいなと思う言葉は「Hi!」です。何てポジティブで楽しく、無駄がなく、平等で、爽やかで、便利な言葉でしょう。ワークショップデザインの学習で学ぶ重要な作法のひとつにアイスブレイクがあります。「Hi!」には、たった一言でアイスブレイクしてしまうパワーがあると思うのです。
娘もテンプルでの第一声は「Hi!」だったようです。これからも様々な国の人々とその声をかけあってくれればと思いました。
