フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

眺める料理本

青山「ふーみん」の和食材でつくる絶品台湾料理:伝説の神レシピをおうちで完全再現! (実用単行本)

ず~っと待ってた本が入ったと図書館からメールが来た。写真の「青山ふーみん」のレシピ本だ。知る人ぞ知る台湾料理の人気店、ふーみんは、青山骨董通りにあるお店。30年くらい前、僕はNウヰスキーの仕事で骨董通りにある小笠原会館ビルによく通った。このビルの地下に、ふーみんはあるのだ。

 

そこで出会った台湾料理には衝撃を受けた。と、そんな大げさな印象ではなく、むしろ日本人の心を打つ中華料理に出会った!という喜びがあった。和食材を巧みに取り込んだその味は、他のどこにもない味だ。だからと言ってお高く留まるわけではなく、さりとて器や店内はさりげなくオシャレだったりする。

 

なかでも3大神メニューと呼ばれる料理は絶品だ。①ねぎワンタン、②豚バラの梅干し煮、③納豆チャーハン。ああダメだ。書いている間に唾がたまる。腹が鳴る。これらの神メニューのレシピが分解写真入りで丁寧に解説されているのだ。が、この通りにやっても上手くはできないだろう。火力も鍋も違い過ぎる。

 

ではなぜこの本を借りるのか。眺めて楽しむためである。ふーみんの料理を家で再現なんておこがましい。調理過程も含めて、たまらん神メニューを眺め尽くすのだ。ちなみに僕のNo.1は、③の納豆チャーハンだ。これ以上のチャーハンを僕は知らない。シェフ・斉風端(さい・ふうみ)、恐るべし。